日輪の遺産  新作レビュー

★★★★★

初日の本日、ワーナーマイカルシネマズ広島で鑑賞。

観終わって、背中にゾクゾク!とした感触が襲ってきた。

思えば、小学5年のとき「砂の器」を今は無き映画館「金竜館」で観て、良く分からずとも背中に生まれて初めての「ゾクゾク!」とした感触があって、それが忘れられず劇場に通うようになった。

「ゾクゾク」は、感覚ではなく、生理現象としてはっきり感じられるもので、大人になって、なかなかこの感覚が味わえる映画は少なくなった。

「日輪の遺産」で、久々に味わった!!!何年ぶりだろう…。

人が生きていくうえで、どうしようもない状況になったとき、国全体が難に遭ったとき、人は何を判断し、生きるべきか。何を残し、何を伝えていくのか。また次世代の人々は、そこから何を受け取るべきなのか。

その答えが、この映画にある。今の日本にとって大切な一本になったと思う。

詳しいレビューはまたします。まずは最初の感想をアップ。

佐々部監督を勝手に追っかけてきた僕だが、また監督に、「映画」を観る原点を感じさせて頂いた。心から、ありがとうございました。
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渡邉俊夫さんHP開設!  映画つれづれ

写真嫌いだった松田優作さんが、唯一プライベートを含めて写真撮影を許した、渡邉俊夫さん。

優作さんを撮りたい一心でカメラを手にし、少年時代から夢中でシャッターを切った俊夫さん。

その純粋な「魂」が、優作さんの「魂」と呼応したのだろう。やがて、優作さんの「表現者」として映画と同様に重要な活動であるライブを撮影するようになった。

「俺の魂を撮ってみろ」という優作さんに、必死に食い下がりながら、魂で応えた俊夫さん。その様は、ライオンが最愛のわが子をあえて谷に突き落とすようであり、深い絆で結ばれた師弟間にしか分からない厳しくも温かなるなる修験道を思わせる。

優作さんの死後、一度カメラを手放すものの、石橋凌さんの魂の導きによって、映画のスチールカメラマンとして、多くの「表現者」の「魂」を撮り続けている、俊夫さん。

そんな俊夫さんと、周南映画祭で御縁でき、あらゆる意味で深い交流を頂けるようになった我々は、幸せ者です。これもまた、偶然ではなく、「必然」なのだ。

「必然」の縁をもたらしてくれた、MOTO様に、改めて感謝!!

その渡邉俊夫さんがホームページを開設されました↓

http://slow-nuance.com/

周南映画祭での佐々部監督とのお出会いの御縁で、「日輪の遺産」にも参加されている俊夫さん。

必見のホームページになっています。とくにシークレットのページは…涙なくして見られません。ここに、優作さんや映画を愛する人にとっての、いや、人にとって大切な、魂(ソウル)が込められています。

僕のこの拙プログも、リンクで紹介させて頂いています。是非、ご覧下さい!!!!
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トランスフォーマー ダークサイド・ムーン  新作レビュー

★★★

どんなに映像が凄くても、脚本が大味と言うかドンブリと言うか、きちんと物語として成立してないと、辛いものがある。

こういうSFやアクション映画は、観客をドキドキさせてなんぼのもんで、この映画にもドキドキさせる要素やスリリングなシーンはあるのだが、いかんせん、大味な物語展開が続くので、どんなに主人公が危険な目に遭ってもそれが“危険”に見えないのは困っちゃう。

僕は「痛み」が伝わる映画こそ傑作だといつも書いているが、それは肉体面でも精神面でも同じで、とくにこの手の映画は「痛み」が必要でしょう。

で、この映画最大のウイークポイントは「間」がないこと。ラストの攻防は確かに見応えはあるが、ずーっと続くとさすがに飽きちゃう。緩急つけてほしい。アトラクションと「映画」は違うのだ。VFXの質量で劣っていても、まだ見せる工夫をしていた「SPACEBATTLESHIPヤマト」の宇宙戦闘シーンの方が「映画」として「面白かった」と思ってしまった。

けなしてばかりじゃだめなのでいいところも書くが、実景をベースにしたVFXの合成技術は凄まじい、の一言に尽きる。ポストプロダクションではなく、製作段階からの3D映画製作において、実景にCGを合成させる方法なんて、恐らく途方もないほどの予算と人手(CDオペレーターの数は半端ないだろう)と労力がいるだろうが、膨大なカット数でそれをやってのけたのは、確かに凄いし、感服する。

トランスフォームするところや、巨大な敵ロボットなど、見どころは盛りだくさんだが、ビルから飛び降りる兵士たちのシーンは、実際に飛んだスタントマン目線の実景なので、3Dだととくに迫力がある。このシーンだけでも3D料金を払う価値はある。

でも、やっぱり脚本とアクションシーンの間なのよね。タランティーノ監督は、その辺りを深作監督作品などから学んだのだろうな。マイケル・ベイ監督、「ザ・ロック」まではよかったのになあ。

ど迫力のアクションはよくても、つるべ撃ちすりゃあいいってもんじゃないよ、と言いたい。
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『日輪の遺産』いよいよ公開!  佐々部監督の世界

いよいよ、8/27より、佐々部清監督の新作「日輪の遺産」が公開されます!

全国公開まであと6日!公式HPでは予告編も観られます。↓

http://www.nichirin-movie.jp/

残念ながら…山口県では10月以降の公開になりそうです…悔しい…。

でも、山口以外の全国の皆さん、是非、ご覧下さい!!いやいや、山口の方も、是非是非、県外に出かけでもご鑑賞下さい!!監督渾身の、見応えのある作品になっていると思います!!

佐々部監督にとって、「陽はまた昇る」「チルソクの夏」「半落ち」「四日間の奇蹟」「カーテンコール」「出口のない海」「夕凪の街 桜の国」「結婚しようよ」「三本木農業高校、馬術部」に続き、10本目の記念すべき劇場映画です。

「三本木」が、2008年10月公開ですから、3年ぶりの劇場公開で、僕たちファンも嬉しいです!!今年は、10月には「ツレがうつになりまして。」の公開も控え、久々の佐々部監督イアーになりそうです。

僕は、初日、広島か福岡の劇場で鑑賞する予定です。本当に楽しみです。
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