TANKA−短歌−  DVD・ビデオレビュー

見た日/11月某日 ★★

昔、異業種監督というのが流行って、結構、トンデモナイ映画が作られたが、それを思い出しちゃった。

ちょっと映画そのものが破綻しているのだが、違う意味では結構「面白かった」かもしれない。

黒谷友香って、かなり魅力的な女優さんだ。この映画ではベッドシーンも精力的にこなし、脱ぎまくっている。

残念なのは、女性監督による、女性の感性に訴えかける物語のはずなのに、ベッドシーンは変に男性向け映画のソレだし、2人の男の間に揺れ動く女性の気持ちの「揺れ」が全く感じられない。

おまけに途中でたびたび挿入される短歌と「官能の象徴」というベリーダンスが、この作品のトンデモナサとギャグ化を助長している。「ダンス」の必然性が感じられず、なんだか「真面目なインド映画」のようになっている。

それに物語は、ちょっと昔の女性映画という感じで、現代の話のはずなのに、何だか古さも感じる。

阿木曜子さん、嫌いじゃないんだけどな・・・。トンデモ映画の金字塔「デビルマン」でご主人の宇崎竜童氏と共演してたが、東映つながりでまたまたやってくれた、という感じ。

「ヤリタイ!」しか言わない若い恋人が黄田川将也で、仮面ライダーFIRST&NEXTの本郷猛。で、おじさんの彼氏がスカイライダーこと復活版「仮面ライダー」の村上弘明。新旧東映ライダー役者が、東映の本編(映画)で夢の競演でい!!

短歌そのものは、原作者の俵万智によるものなのだろう。男性の我々から見ると、なかなか怖いものがある。彼氏のおじさんに対する歌は、

「水密桃の 汁吸うごとく愛されて 前世も我は女と思う」

これに対して、若い彼氏に対しては、

「うしろから 抱きしめられて目をつぶる 君は荷物か翼か知らぬ」

である。同じようにHしていながら、扱いは桃と荷物ぐらい違うのだ。怖いのう。
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