轟轟戦隊ボウケンジャー THE MOVIE 最強のプレシャス  新作レビュー

見た日/8月某日 ★★★

 戦隊シリーズも30作目。このシリーズはハリウッドや子供たちのその時折の流行を敏感に取り入れながら、ファンタジーや時代劇、ホラーなど、さまざまなジャンルに挑戦しながら進化してきた、稀有な幼児対象のヒーロー物だ。そのよい意味での蓄積が、この劇場版最新作にも現れていて、なかなか楽しめる作品に仕上がっていた。
 
 まず、最近の戦隊物が映画独自のドラマ性にこだわり過ぎ、最初に主題歌とタイトルバックを見せなかったのに対し、今回は短いオープニングに続いて、短めではあるが、ちゃんと主題歌を聞かせ、ヒーローたちをタイトルバックで見せてくれた。これは子供たちも劇場で主題歌も歌えるし、ワクワクもする。やっぱり戦隊物の最初はこれでしょう。

 物語の展開も早く、アクションもさりげなくもの凄いことをやって見せたりと、戦隊シリーズの長所をこれでもか、と見せてくれる。6人のヒーローたちも好演で、好感が持てる。

 惜しむらくはせっかくアジアのアクションスター・倉田保昭をゲストに迎えて映画ならではのスケール感を出そうとしながら、肝心の倉田のアクションが少々控え目なことと、物語はテレビシリーズを踏襲したために、かえってドラマ全体は新鮮味に少々欠けるものになってしまったことか。
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