今から45日まえに小さなママのお腹に
5匹の赤ちゃんが入っていました。
なんとかみんな生まれましたが、それはそれはみんな小さくて
産声なんて蚊の鳴くようなものでした。
口が小さすぎて乳首にも吸い付けずにいましたので、
人口哺乳で育てることに。
24時間体制でお世話しましたが、
なかなかうまくいかず3匹は天国へ先に旅立ってしまいました。
10日ほどたったころを境にすくすくと育ってくれました。
そこからはママのおっぱいも吸えるくらい力強くなり、
もう私の助けも必要としなくなりました。
今日2匹のちわわっ子は離乳食をたくさん食べてくれて、
もう安心して成長を見ていられるまでになりました。
左の子は右目の眼球が生まれつきありません。
産まれてきて生死をさまよったときに光を半分失ってもいいから
生きたいと願ったのでしょう。
この仕事をしているとたくさんのわんこに出会います。
なかには五体満足とはいえない子もいますが、
それぞれ犬舎で役割があって、たくましく生きています。
犬と暮らし始めて、無駄な出会いなんてありませんでした。
きっとこのチワワっ子との出会いも必然で、
これからも楽しいことが待っている気がします。
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