2009/5/7

太古よりつながるもの  nature
春。大雪山の厳しい冬を生き抜いたナキウサギが鳴いている。
自分の縄張りを主張しているのだ。
だが私にはその声が未来への喜びの声にも聴こえる。
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自然。ただそこに存在し、はるか昔から繫がってきたもの。
ナキウサギも人も。

しかし人は、そんなナキウサギを見て何かを思う。
山並みに向かって鳴く姿を見ると、あの向こうの岩場にいつかは行ってみたいのだろうか?と思う。
また母子の何気ない仕草の中に人のそれと同じものを感じて安堵したり、そこから学ぶこともある。
太古へのノスタルジアではなく、もっと身近で叙情的なものだ。
ただそこにいるナキウサギに感じるのだ。

きっと彼ら自身には人間がどうとか関係のないことだろうが、本当の自然から疎遠となってしまった私たちには彼らが内包する本当の自然の中に、自分自身が内包する本当の自然を垣間見ることができるのだろう。

今日も大地の鼓動は続いている。
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【前十勝岳の噴煙を照らす月】
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