2009/10/25

Orionids (オリオン座流星群)  nature
久しぶりに安定した天候に恵まれそうだ。
仲間のサイクリングやスキーの上映会に行きたかったが、山と一緒にオリオン座流星群を見れるチャンスを考えると、ラストチャンスに近い日だ。
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【夕暮れ前。僕らの十勝連峰は真っ白だ】

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【オプタテが淡く染まり始める】

夜の帳が降りはじめると、もうひとつの世界が始まる。
ひとつ。
またひとつ。
頭上から星が現れる。

陽が全て落ちた瞬間、大気はピンクのグラデーションにに包まれた。
夕焼けの中を走る星たちの時間だ。
中央にはオプタテ。左奥にはトムラが頂を染めている。
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【カメラCCDの暖機運転がてら撮ったので、緑のアンプノイズが出てしまう。残念】

やがて三日月が沈んでゆく。
真の闇が始まる頃、嫌な物音がする。
大きな動物がブッシュをかき分けて進む音だ。
鹿だろうと思いしばらく聞いていると、音の主が近づいてくる。
「パキパキ、バサッ。。バサッ。。」
歩みはゆっくりで、明らかに聞きなれた鹿の音でない気がしてきた。
だんだん近づいてきたので一瞬で撤収できる準備をしてから声をかける。
「ホーーッ、ホーーーーッ!」
跳ねて逃げることもなく、足音は一瞬だけ歩みを止め同じペースでゆっくりと遠ざかっていった。
危ない危ない。今日はウトウトできないな。
でももう少し近寄らせてどのくらいの大きさか確かめてみればよかった。

夜も半ばに入る頃、プレアデス(すばる)の両手といわれる星座が十勝連峰を抱え込むように登ってきた。
それを追いかけて今日の主役オリオンが姿を現す。

ぼんやり空を眺めると流れ星が走り始めた。
ピーク日は過ぎたので少ないが、Orionids以外にも流星が飛ぶ。
色も様々で赤や緑、青白いものがある。
中でも火球となって全天を横切ったものは音が聞こえたかのようだった。

一晩で100ショット以上撮影して流星が写ったのは2ショット!
うち、まともに写っていたワンショットには2個写っていた。
奇跡だ。。。
中央右にあるオリオン座から見て左上、天の川の中に1つ。
天の川をはさんだ左に1つ。
きっとこのブログの性能では見れないかも。。。
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【十勝連峰で遊ぶ流星たち〜Orionids〜】

夜明けも近い頃、全てのバッテリーを使い果たした。
機材や車だけでなく全身にも霜が降りていた。
睡魔に襲われ、カメラに流星が写ってるかどうかドキドキしながら自宅に車を走らせた。
背後の空では、ひとつ、またひとつと星ぼしが消えていった。
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