2012/5/4

輪廻転生  nature
先日の薄暮も過ぎた宵のころ。
まだ肉眼でうすらぼんやり見える頃といった感じだったか。
なぜだろうか? こんなに広い森なのにピンポイントでここへ惹かれ、気になって入ってみた。

笹の弾力が足元から伝わるほど積雪は薄く、視界が限られることでそのほかの感覚が研ぎ澄まされてゆく。

地面が雪に閉ざされた世界と、笹に隠された世界の狭間はほんのわずか。
今まで思っていたよりはるかに森の倒木は多いのだと知った。

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【幽閉の世界へつづく】
カメラは人の目で見えない時間帯でも見せてくれる。

いい雰囲気の倒木が小沢にかかっていて撮影していると、
この季節にはない赤い色が目に入ってきた。

「看板か何か流されたんだな。撮影の邪魔だから取り除くか」と近寄ってゆく。

手に取ろうと近くまで寄った時、それは小鹿の屍であることがわかった。

【次のページ写真、子鹿の死体のため見たくない人は続きを見ないでください】


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