2014/10/28
冬の匂い nature
町まで雪が降りてきました。
未明から雨が雪に変わり、僕の家の周りも真っ白。
南国の山からは紅葉の声が聞こえているのに、美瑛では雪を手にとることができる。
あらためて日本という国の自然の豊かさを感じる。
早朝、さっそく白金まで車を走らせ冬景色を楽しむ。
マックの壁紙の影響でしょうか、青池にはカメラマンがたくさん。
僕もパチリ。

といっても僕なりの撮り方ですが、この瞬間らしい色づかいの風景を探してみた。
晴れ間は無く、かといってドンヨリでもなく、やさしい冬の始まりの息遣いがいい朝でした。
ちょこっと望岳台に行ってみると積雪は5センチほど。
ゆっくり走ってると、立派な角の雄鹿が横切る。
ラッティングコールが雪化粧した針葉樹林に響き、動物たちには厳しい冬のはじまりがこだましていた。
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未明から雨が雪に変わり、僕の家の周りも真っ白。
南国の山からは紅葉の声が聞こえているのに、美瑛では雪を手にとることができる。
あらためて日本という国の自然の豊かさを感じる。
早朝、さっそく白金まで車を走らせ冬景色を楽しむ。
マックの壁紙の影響でしょうか、青池にはカメラマンがたくさん。
僕もパチリ。

といっても僕なりの撮り方ですが、この瞬間らしい色づかいの風景を探してみた。
晴れ間は無く、かといってドンヨリでもなく、やさしい冬の始まりの息遣いがいい朝でした。
ちょこっと望岳台に行ってみると積雪は5センチほど。
ゆっくり走ってると、立派な角の雄鹿が横切る。
ラッティングコールが雪化粧した針葉樹林に響き、動物たちには厳しい冬のはじまりがこだましていた。

2014/10/16
フクロウの鳴く夜 nature
台風一過。
澄み渡る秋空だ。
山には新雪が積もりまぶしい。
愛山渓 雲井ヶ原湿原にいる。
ゲートが締まる直前に最高のコンディションだった。
日が暮れ、あたりが真っ暗になる。
ここは街の光すら届かないので、月が昇るまでは原始の闇が体感できる場所だ。
しかし本当の闇は何も見えない闇ではない。
たくさんの星たちが、おぼろげに湿原のシルエットを写しだしている。

【ノースフィールド】
ほんのすぐ近くでエゾシカが鳴いた。
いつもはいない誰かに「おまえは誰だ」と言っている。
正直なところ、ここから見る愛別岳は美しいがその頭上の東の星座は乏しく、心の中で「なんだかなぁ」とつぶやいていた。

【サウスフィールド】
帰ってもいいかな。そんな気持ちが大きく膨らんだが月が昇るまであと数時間我慢しよう。
今回は季節も早いしダウンは上下ひとづつのみ。
終始、小刻みな運動をして体の体温を維持していた。
やがて東の空からオリオンが昇り始め、星が減り始めた。
月の出が近づく。
背後でフクロウが鳴き始めた。
「ホー・・・・・・・・・・ゴロスケ ホー・・・・」
するとエゾマツの林のほうからおもむろに月が出た。
見の前の湿原に針葉樹の影が伸びている。
真っ白に霜の降りた湿原は月灯かりでキラキラと輝き始め、
さっきまでうなだれていた僕はあきらかに興奮していた。
「静」から「動」へ、わずかな時間で大雪山は表情を変えた。

びっしりと霜の降りたカメラでレンズ交換はできない。
しかし僕は夢中で、ひたすら撮り続けていた。
月が高く昇ったころ撮影を終え大きな息をした。
機材もザックも、そして僕も真っ白な霜に包まれ、
背後でフクロウがずっと鳴いていた。

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澄み渡る秋空だ。
山には新雪が積もりまぶしい。
愛山渓 雲井ヶ原湿原にいる。
ゲートが締まる直前に最高のコンディションだった。
日が暮れ、あたりが真っ暗になる。
ここは街の光すら届かないので、月が昇るまでは原始の闇が体感できる場所だ。
しかし本当の闇は何も見えない闇ではない。
たくさんの星たちが、おぼろげに湿原のシルエットを写しだしている。

【ノースフィールド】
ほんのすぐ近くでエゾシカが鳴いた。
いつもはいない誰かに「おまえは誰だ」と言っている。
正直なところ、ここから見る愛別岳は美しいがその頭上の東の星座は乏しく、心の中で「なんだかなぁ」とつぶやいていた。

【サウスフィールド】
帰ってもいいかな。そんな気持ちが大きく膨らんだが月が昇るまであと数時間我慢しよう。
今回は季節も早いしダウンは上下ひとづつのみ。
終始、小刻みな運動をして体の体温を維持していた。
やがて東の空からオリオンが昇り始め、星が減り始めた。
月の出が近づく。
背後でフクロウが鳴き始めた。
「ホー・・・・・・・・・・ゴロスケ ホー・・・・」
するとエゾマツの林のほうからおもむろに月が出た。
見の前の湿原に針葉樹の影が伸びている。
真っ白に霜の降りた湿原は月灯かりでキラキラと輝き始め、
さっきまでうなだれていた僕はあきらかに興奮していた。
「静」から「動」へ、わずかな時間で大雪山は表情を変えた。

びっしりと霜の降りたカメラでレンズ交換はできない。
しかし僕は夢中で、ひたすら撮り続けていた。
月が高く昇ったころ撮影を終え大きな息をした。
機材もザックも、そして僕も真っ白な霜に包まれ、
背後でフクロウがずっと鳴いていた。


2014/10/8
blood moon nature
今夜はblood moon 〜皆既月食
ただし高度が高いために思案して安政火口内の予定だったが雨。
山は出そうになかったので夕寝をしたあとチラリと玄関を開けると満月が出ていた。
山は撮れなくても。。。と考え抜いたら青池だった。
今回は40mm付近で撮っているので大判で無いと見てもらいたくないのと、コンテストなどで使いそうなのでここでは掲載しません。
いずれは個展などで。
そして皆既中に移動。
大雪山の針葉樹の森に怪しく光を放つ月。

赤銅色に染まった月はやがて光を取り戻し、まわりの星を消していった。
足元に僕の影を落とす月に、先ほどの怪しい気配は微塵も感じられなかった。
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ただし高度が高いために思案して安政火口内の予定だったが雨。
山は出そうになかったので夕寝をしたあとチラリと玄関を開けると満月が出ていた。
山は撮れなくても。。。と考え抜いたら青池だった。
今回は40mm付近で撮っているので大判で無いと見てもらいたくないのと、コンテストなどで使いそうなのでここでは掲載しません。
いずれは個展などで。
そして皆既中に移動。
大雪山の針葉樹の森に怪しく光を放つ月。

赤銅色に染まった月はやがて光を取り戻し、まわりの星を消していった。
足元に僕の影を落とす月に、先ほどの怪しい気配は微塵も感じられなかった。

2014/10/7
氷点下 nature
いよいよ今朝の美瑛もシーズン最初の氷点下となりました。
出勤前に黄葉でいい感じになった天人峡へ。
今朝の冷え込みで忠別川には川霧が浮かび、朝日が差し込むと温められた霧がほどけ、
霞んだ向こうに黄葉と旭岳が浮かび上がってきました。

キンと張った空気はもうそこにいました。
帰り道。
満月に一日早い月がまぶしく頭上に輝いていました。

青い、月の木漏れ日は、とても素敵だ。
さて明日は皆既月食。
ちょっと高度が高いので、山と撮るにはどうかな?と、今夜は思案中。
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出勤前に黄葉でいい感じになった天人峡へ。
今朝の冷え込みで忠別川には川霧が浮かび、朝日が差し込むと温められた霧がほどけ、
霞んだ向こうに黄葉と旭岳が浮かび上がってきました。

キンと張った空気はもうそこにいました。
帰り道。
満月に一日早い月がまぶしく頭上に輝いていました。

青い、月の木漏れ日は、とても素敵だ。
さて明日は皆既月食。
ちょっと高度が高いので、山と撮るにはどうかな?と、今夜は思案中。

2014/10/1
散歩 nature
昨夜、稜線では雪だと思われるのでリベンジで沼ノ原へ。
と、出かけるも朝起きると昨日から痛みのあった足の裏から脛〜膝がパンパンに張ってイタイ。。。
昨夜は痛みを防止するために膝のパットを買ってきたのにテンションだだ下がりの為、このままドライブ&散策撮影。
結果的には稜線もドンヨリ雲で撮りたいものが出なかったからちょっと胸をなでおろす。
まぁ大した量の雪でもなかったので、しっぶい画を撮るには来週がいいのかも。
さて車で朝日の見える三国峠付近へ。
少しづつ差し込む光が舞台のスポットライトのようだ。

そして層雲峡紅葉谷に移動して散歩。
のはずが! 滝のところに三脚忘れて二往復・・・^^;
まぁ、集中力が無い証拠ですね。
山に行かなくてよかったわ。
ピークは過ぎていましたが良い葉っぱもたくさん残ってます。

こうやってアントシアニンが増えてゆく過程ってすごいな〜

といったところで今日は撮影終了。
走りすぎた車のオイル交換をし、とりあえず夕寝としゃれこもう。
脚のマッサージしながらね。
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と、出かけるも朝起きると昨日から痛みのあった足の裏から脛〜膝がパンパンに張ってイタイ。。。
昨夜は痛みを防止するために膝のパットを買ってきたのにテンションだだ下がりの為、このままドライブ&散策撮影。
結果的には稜線もドンヨリ雲で撮りたいものが出なかったからちょっと胸をなでおろす。
まぁ大した量の雪でもなかったので、しっぶい画を撮るには来週がいいのかも。
さて車で朝日の見える三国峠付近へ。
少しづつ差し込む光が舞台のスポットライトのようだ。

そして層雲峡紅葉谷に移動して散歩。
のはずが! 滝のところに三脚忘れて二往復・・・^^;
まぁ、集中力が無い証拠ですね。
山に行かなくてよかったわ。
ピークは過ぎていましたが良い葉っぱもたくさん残ってます。

こうやってアントシアニンが増えてゆく過程ってすごいな〜

といったところで今日は撮影終了。
走りすぎた車のオイル交換をし、とりあえず夕寝としゃれこもう。
脚のマッサージしながらね。
