2011/7/1

『音』  nature
まだ誰もいない朝、ゆっくりと道を散歩する。

鳥たちはいつもより楽しそうにさえずり、ウサギは追いかけっこを繰り返す。

冷たい朝の風は、ゆるく草花を揺らす。

山の後ろから太陽が現れた。

空気がほんのりと温かみを増しはじめ、より一層鳥たちがさえずる。

『ピシッ!』

大きく、何かが裂ける音がした。




放射冷却で冷え切った池に張っていた氷が太陽で暖められ、割れた瞬間だった。

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【早朝の旭岳〜すり鉢池】

噴煙が不規則なリズムで吹き出ている。

『シューーー、シュゥゥウーー、シュウゥゥーー』

大地が生きている生々しい鼓動だ。

はるか昔から、誰かが見ていようが見ていまいが、ただそれを繰り返している。

そんな 『音』 を一人楽しむ贅沢さ。

この日はなぜか、いつもより『音』がにぎわっているように感じた。
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