2011/7/7

ゆうやけこやけ  nature
いつもの場所にて。
ここ数年、オコジョの出現により個体数が減ったのかなぁというぐらい姿を見なくなったナキウサギ。
今年再び訪れてみた。

今日の気温はちょっと気温が高すぎるかな?
と感じていたが案の定、ほぼ鳴き声なし。。。
ま、そんなとこだなぁ〜とゆっくり待つ。

じんわりと自分の体をそこの空気に慣らし、気配を落として周囲に同化させてゆく。
鳥たちが途切れなくさえずり、シマリスが足音もさせず通り過ぎてゆく。

やがて。。。
『キチッ キチッ キチッ キチッ キチッ 』

前回も聞いた同じ声が遠くからこだました。
それに呼応して
『ピュゥーー』 と、
となりのエリアからメスの鳴き声もする。

いい感じだ。
ゆっくりゆっくり場所を移動して辺りをうかがう。

いた。

見られている。

おたがい固まりながら目線を外す。

ひどく高低差のある場所にテリトリーをもっている個体で、こちらも撮影とはいえあまり動くと警戒されすぎる。
しばらくは自分を見てもらう。

だんだん空気がなごんできて周囲に現れるようになってきた。
何かを少しゆるしてもらった感じがしてうれしい。

空に大きく雲がかかっていたが、隙間から夕焼け色が差し込んでくる。
もう沈む寸前の太陽には日中の暖かい勢いはなかった。
ひんやりした風が肌をかすめると、一気に周辺からナキウサギの大合唱が始まった。



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【ゆうやけみながら】

ゆうやけを見ながら鳴く姿。
となりのメスと会話する姿。
ちょっとせわしなく草を食む姿。

ほんの数十分、そこの空気になれたことのすばらしさは例えようがなかった。

陽が沈み、あたりが暗くなり始めるとナキウサギの気配は一切消されていた。
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