2012/1/15

第5回カミフ雪崩セミナー開催しました  BC Days(テレ三昧)
十勝岳温泉白銀荘をベースに、1月14-15日、第5回カミフ雪崩セミナーが開催されました。

今回から今までのレギュラーコースにアドバンスドコースが追加され、私がコースのコーディネート、講師を担当しました。
そのほかにもカナダで山岳ガイドの研修を受けた青木(みっちー)とレスキュージャパンの阿部恭裕さんにもアシスタントとして加わってもらい、参加者は6名の少人数制で行いました。

今年は異常な寒さで-18℃の中、初日はほとんど動きまわらないカリキュラムがびっしり!!
当初、すべて屋外で行うつもりが一部は室内実技に変更をせざるを得ない状況でした。

そんな中でまずはシート搬送とスキーソリを作っての搬送
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【シート巻かれた傷病者がシシャモみたい・・・】
それぞれの得手不得手も体感する。


続いては簡単なロープレスキュー。
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とはいえ、極寒の中では些細なことができなかったりと、簡単なシステムが一気に高度なものに変ってしまう。

そして。。。
もう日没時間が来たころ。。。

おれ:「さぁみなさん、ビヴァーク練習にいきますよ〜〜〜!」
参加者:「えぇ〜〜〜、だって陽が。。。」
おれ:「だから体感できるんですよ^^」

うす暗くなる中、みんなで雪洞を掘りはじめ、できたころには真っ暗。
それでも10人で中に入ってバーナーを焚くと。。。
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「暖っけ〜」
続いてツエルトを張り、こちらでもバーナーを焚く。
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ツエルトと雪洞のビバークの違いや、私が極寒の夜間撮影で身に付けた、道具の選択の仕方ひとつをとっても使えるものや使えないものがあることを伝授。

初日は頭上に星空を見ながら白銀荘へと帰ってきたのだった。
だがまだホッとするにははやい!
ここからは入山前の気象と積雪情報の整理と予測の座学。
拾ってきたデータから、グラフ化を行い、どう見ればよいかを細かく説明。
実際、明日のレスキューツアーでピットを掘ったときに比較検証するのだ。

そんなこんなでギッシリ詰まった初日は終わり、みんなで浴びるほどカミフポークのしゃぶしゃぶを胃袋に流し込み(アドバンスドグループが一番の消費だった。。。)、ビールも流し込み、明日へ備えて就寝するのだった。


翌朝。
気象データを取り込み、最終チェックと予想をしてレスキューツアーへ出発!
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今朝のデータ整理では、危険な積雪構造になってるかもしれないと判断したので、
2段目でピットチェック。
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すると見事に手首5回で破断。
参加者の皆さんもこれにはびっくり。

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途中、セッピ崩壊で滑落したパーティーに遭遇してロープrスキュー。
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無事切り抜けたものの、極寒の条件はなおも続き、アドバンスドグループが滑走中に雪崩に巻き込まれたパーティーに遭遇!
一日に二度も事故に遭遇するなど、なんてbad dayなんだ! (ではなく。。。^^;)
すぐさまビーコンサーチに入る。
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みなさん過去のレギュラーコースを受けた人たちでしたが、1年たてば意外と忘れているので、全体的にできてはいるもののいろんなミスも繰り返す。
そうです。
一度雪崩講習受けても身にはなかなかならないものです。
いよいよ埋没者を発見して掘出し、シートラッピング
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最後はレギュラーコースの皆さんが登ってくる中を、白銀荘までシート搬送で下ってゆく。クリックすると元のサイズで表示します
白銀荘に着いた時には皆さん本当にグッタリ。。。

これが本当のレスキュー活動だとしたら、こんなものでは済みませんよね。
ということで初のアドバンスドコースは内容ぎっしりのクタクタ系でした。
今後内容を精査し、より雪山遊びに即した内容へと変化してゆく予定です。
レギュラーコースを受けた皆さん、興味があればぜひ来年お申し込みください。

なにわともあれ極寒の中みなさんお疲れ様でした。
事故を起こさないよう注意して、雪山を楽しんでいきましょう!
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