オペアンプやOPA2604とかで検索してくる人が多いので(と言ってもこのページのカウントの少なさを見れば大勢の方が検索して見に来るわけではないのがよくわかってしまうのですが。w)もう少し続きを。
一言にオペアンプと言ってもすべてオーディオ用とは限りません。「アンプ」と言う言葉からもわかるとおり増幅器なのでいろいろな用途に使うものなのだと思います。
私の紹介したサウンドカードや最近発売されたDr.DAC2等に代表されるものに使う交換可能なオペアンプは(例外は有りますが)DIP8ピンと呼ばれるものです。DIP8ピンのオペアンプの中でも2回路入りと呼ばれるものが無改造ですぐに使えるものになりますね。でも型番からは果たしてDIP8ピンで2回路入りかどうかはわかりません。バーブラウンのオペアンプは比較的わかりやすく、OPA2604のようなOPA2xxx系は2回路のようです。もちろんすべてではないと思いますが、秋葉原等で手に入るものにはある程度通用するかもしれません。ただし、DIP8ピンかどうかは別問題ですが。(苦笑)
DIP8ピン以外にもAD8066ARのようにSOP8ピンというものがあります。これはそのままでは使えないのですが、SOP8→DIP8変換をすれば使うこともできます。ほかにもOPA627BPのような1回路のオペアンプを2個乗せてDIP8ピンでも使えるようにできる変換基板もあるようです。ただし残念ながら日本では売っていない模様ですね。
以前はCrossOverさんのサイトにオペアンプの紹介があると書いたのですが、その後同じようにオペアンプのレビューをしているサイトを見つけたのでご紹介までに。下記のサイトは2回路入りのオペアンプでたいていのものをDIP8ピンの物で紹介しているのですぐに参考になるかと思います。トップページ→私の電子工作→ページ中段あたりのいろいろなオペアンプを聞いてみるというところになりますね。
http://headprops.qp.land.to/index.htm
秋葉原だとサン・エレクトロとか若松通商とかで手にはいるかと思います。日本橋だと共立エレショップになると思います。
とまあえらそうに書いてはいるものの私自身もまだわからないことだらけです。(苦笑)今のうちはとりあえず色々なメーカーのものをいろいろ試しながら自分の耳に合ったものを探している段階でしょうか。バーブラウン、アナログデバイスと有名どころを押さえてきたので次はナショナルセミコンダクダでしょうか。LM4562NAが若松通商で売っているようなので機会があれば試してみたいと思います。
サウンドカードについても少し補足を。
オペアンプ交換可能な今現在でも新品で手に入るものと言えばEgosysのProdigyシリーズになると思います。私が今目をつけているのはHDA X-Meridian 7.1です。ハイエンドカードの部類に入ると思うのですが、チップは珍しくCMIです。CMIと言えばどちらかと言うと廉価モデルがメインで廉価ながら光出力が使えるものがあるのでほかのカードと住み分けができているものだと思っていました。
このカードももちろんオペアンプは交換できます。できればENVY24HT-HG8PCIはキャプチャー機で録音に使いたいので新しくHDA X-Meridian 7.1とLM4562NAで新環境を作ろうかと目論んでおります。(笑)ご参考になれば…。

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