ご無沙汰しています。(苦笑)いつの間にか夏も終わりになってしまいますね。
以前、UbuntuをSDカードにインストールしようとして間違って内臓SSDのブートローダーを書き換えてしまいwindowsが起動しなくなり四苦八苦しました。
いろいろ情報を集めてKnoppixを使ったりそのほかのツールもいろいろ使ったのですが、最終的にはある意味使い慣れたDosを使って修復しました。
DosはPC-98のころに使っていたし、自作PCもそこそこ使っています。BIOSやFlashROMの書き換え等で最近も使ったりしていました。しかしそれは英語版でconfig.sysやautoexec.batも設定していないシンプルなもので、決して使いやすいものではありませんでした。
windowsの修復のときは長いことあまりなれない英語版のDosを使ったり、英語版のため複製のため日本語のファイルを扱うのに不便だったりしました。
いつかPC-98を使っていたときのように日本語もちゃんと使えるDosシステムを作ろうと思っていました。
MS-DOSはもっていないのでフリーソフトで使えるものが無いかと調べていたらいろいろヒットしました。しかしその中でもFAT32でまともに使えるのはFreedosだけみたいなのでFreedosで環境を作ろうと決めました。
Freedosは幸いなことにFreedos/vという先人が作った日本語化プロジェクトがありました。現在は開発が終了しているようで残念なことにFAT32には対応しないで開発が終了しているようでした。Freedos/vで配布されているFDイメージは日本語環境も組み込まれているようだったので、今回は英語版Freedosのcommand.comとkernel.sysをFreedos/vで配布されているFDイメージから抽出したファイルに上書きしました。後はヒューレットパッカードのUSBメモリフォーマットツールを使ってシステムを転送。そのほかのファイルを書き込んで起動すれば成功です。ただしこの方法だといきなりFAT32領域にインストールはできません。私の場合は一度FAT16領域のUSBメモリを用意してそれにインストール。その後、FreedosをインストールしたUSBメモリからブートしてFAT32領域にsysコマンドでシステムを転送。その後にその他のファイルをコピーしました。
config.sysとautoexec.batともに何も編集することなく無事に起動しました。なつかしのFDが無事動くので成功といえるでしょう。今後の課題は使いやすいフリーのエディッターを探すことでしょうか。
以前knoppixをインストールしたUSBメモリとEeePcに使っているSDカードにDosをインストールしました。どちらにもブートローダーにMBMをインストールして、USBメモリはknoppixとのデュアルブートにしました。SDカードももう少し工夫して使いやすいものにしようと思っています。とりあえず緊急メンテナンス用のツールとして使えると思います。
FDの画面を見たときにとても懐かしく感じました。こんな昔のツールが今でも役に立つとは思っていなかったのでちょっと感慨深いものがあります。
Dosを使い慣れた人もそうでもない人もお手軽で領域もあまり使わないのでUSBメモリのあまり領域の端っこあたりにいかがでしょうか。(笑)

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