ケータイ小説っていうのが流行ってるって聞いて、
どんなものか気になっていたけど、
一昨日、ボスと本屋さんに行ったら、
ケータイのコーナーにたくさんの本が積んであった。
『赤い糸』『もしもキミが』さてどれにしようか?
『もしもキミが』の紹介文は、
『高校生(女子高生?)がみんな泣いた』って書いてる。
彼女が亡くなる結末はあまり好きじゃないけど、
やっぱり、小説は何か不幸とか事件とか死などがないと
インパクトが無いんだろうか? とか思いながら。。
「これがケータイ小説か〜、一冊くらい読んでみないと」
っていうと、ボスが
「うん買えばいいじゃないか。女子高生じゃないけど」
って、それが言いたかったらしい(爆!)
まず、本を開いて驚いたのが、横文字!
なるほど〜、ケータイだものね〜 横文字当たり前。
で、読みやすい! あっという間に読んでしまいそうで
こりゃもったいない!! 999円だもの、
もっと味わって読まなきゃ、ってわりと丁寧に読んだ。
それこそ私の好きな漫画の世界が広がる。
カッコイイ高校生と、優等生の女子高生の絵が浮かぶ。
すごくかわいそうで、女子高生じゃないけど泣けた。
でも、彼女は死の瞬間まで愛し愛されて、
その点では幸せだったかも。彼もきっと立ち直る予感。
ケータイ小説は少女マンガを見ているようで楽しかった。
素直な書き方で、気持ちもストレートに伝わってきた。
難しい本や、文学小説を読んでる方には物足りないかも?
総合サイトには70万以上の小説が公開されてるんだって!
発掘されるのはもう、運としか言いようがない?
なんか、一億総歌手時代と言われたカラオケみたいに、
一億総小説家の時代に突入した感じを受けた
ケータイ小説の読後感でした〜。