2007/1/31

アメリカの薬  生活

先週、急に寒くなったためか、めずらしく風邪をひいてしまいました。
幸い寝込むこともなく、2日ほど薬を飲んでいるうちに、だいぶよくなりました。

一般に、日本から見ると「アメリカの薬はこわい」というイメージがあるようです。
私は、ちょっとした風邪や頭痛、胃が痛いときには、アメリカの市販薬を飲んでいますが、その性能にとても満足しています。

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こちらは、私が自分用に常備している薬です。
どれもアメリカでは、とてもポピュラーな市販薬です。

左側の2つは風邪薬で左は昼用、右は夜用となっています。夜用には鼻のための成分がプラスしてあります。鼻のための成分は眠くなるので、昼用の薬には入っていません。アメリカはほとんどの地域で車の運転が不可欠なので、これはうれしい配慮です。

手前にあるのは頭痛薬です。めったに飲むことはありませんが、飲むと1度で効きます。
右側の薬は、食べすぎや飲みすぎで、胃が気持ち悪いときに飲むものですが、これも夜飲むと朝には直っています。


アメリカでは「医」と「薬」の分業と協力体制がとても整っていると感じます。
日本の市販薬はほとんど効かないので、日本にいた頃は、咳ひとつでもお医者さんに診てもらい処方箋をもらわなければなりませんでした。でも、アメリカのドクターは、症状が軽い場合には「市販薬の○○を飲んでください」と勧めることもあったので、最初は驚きました。
お医者さん自身が、市販薬と処方箋をうまく使い分けて治療に役立てていると感じました。

また、ドラッグストアにはいろいろな薬があって、慣れないうちはどの薬を飲めばいいのかわからないものですが、そういう場合も、電話でドクターのアドバイスを受けることができます。

私は以前は薬嫌いだったのですが、最近はだんだんと、健康のためには薬を上手に使うことも時には必要、と思うようになってきました。
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2007/1/30

ポトフ  料理

ずっと暖冬のニューヨークでしたが、先週からは気温もぐっと下がり、雪こそ積もらないものの、ようやく冬らしくなってきました。

寒い日に体が温まるポトフを作りました。

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お肉と野菜をことことこと…チキンブイヨンでゆっくり煮込んで作ります。
時間はかかりますが、ほとんど手は加えない簡単スローフードです。

アメリカのキャベツは日本のものに比べると、とても固くて葉がぎっしりと詰まっているので、線キャベツなどには向いていません。どちらかというと、こうした煮込み料理に使うとおいしさを発揮してくれるようです。

外側の葉はなんとかはがしてロールキャベツなどに使うことができますが、それでも残ってしまった内側の部分は、そのままどぼんとポトフに入れると、最後までおいしくいただけます。

日本のおでんは和がらしをつけていただきますが、ポトフには辛みの少ないカントリーディジョンマスタードをたっぷりと添えていただくのが好きです。
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2007/1/29

チョコレートブラウニー  お菓子

べークセールのために、チョコレートブラウニーを焼きました。

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ブラウニーは、アメリカの子どもたちが大好きなお菓子で、アメリカのママたちが作る代表的なおやつのひとつでもあります。
スーパーには簡単に作れる箱入りのケーキミックスもたくさん売っていますが、私はお気に入りのウィリアムズ・ソノマのレシピで作りました。

ダブルファッジ・ブラウニー(Double-Fudge Brownies)という名前で、チョコチップの半分を溶かして生地に混ぜ込み、あとの半分はそのまま入れて焼いています。
焼きたてのあつあつの時は、しっとりとした生地からチョコチップがとろーんと溶けていて、まるでファッジ(キャラメル風のキャンディ)のような食感ですが、冷めてもおいしくいただけます。

バレンタインデーが近いので、カットして、ひとつずつハートの模様のついたペーパーカップに入れました。

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Ziplockコンテナに入れて、デリバリーしました。
大きいZiplockコンテナは、たくさん作った焼き菓子を保存したり、デリバリーしたりするのにとても便利です。

べークセールは、アメリカの代表的な資金集めの手段です。ボランティアが作ったお菓子をひとつ50セントくらいで売って、資金を集めます。
ただお金を集めるよりもひと手間かかりますが、作る方も買う方も楽しみながら参加できます。
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2007/1/28

Pierre Deux (フレンチカントリー)  ショッピング

マディソンストリート(Madison Street)にあるPierre Deuxは、とてもすてきなフレンチカントリーのお店です。以前偶然車で前を通って見つけて以来、すっかり気に入ってしまいました。

プロバンス柄の小物やファブリック、フレンチカントリーの家具などが置いてあります。
どこか土のぬくもりを感じる素朴なアメリカのカントリーと比べると、フレンチカントリーは洗練された大人のカントリーと言う感じがします。特に買い物をしなくても、見ているだけでうっとりした気分になってしまいます。

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こちらはお店の奥にあるファブリックのコーナーです。ソファやカーテンなどに使われる厚手のものから、小物に使える薄手のものまで、すてきな柄がたくさん揃っています。私はファブリックを見るのが好きなので、飽きることなく見てしまいます。

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こちらはオリジナルのファブリックを使ったランプシェードのコーナーです。
ふだんはシンプルなランプシェードが好みですが、ここのを見ると、たまには気分で変えてみようかなと思ってしまいます。

ニューヨークの人たちに人気のプロバンス柄のキルトのバッグもたくさんありますし、ぼってりした味わいの絵皿やプロバンス柄のテーブルリネンなどがあります。
地下は家具のコーナーになっています。アメリカの大きな家具に比べると、やや小ぶりなのがうれしいです。

カタログを見ると、東京にもお店があるようです。場所はこちら
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2007/1/27

ティラミス (2)  お菓子

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前回作ったのと同じティラミスですが、今回はプレゼント用にアルミの容器に作り、ラズベリーとミントの葉で飾りつけをしました。

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アルミの使い捨て容器は、パウンドケーキが焼ける小さいものからターキーを焼く大きいものまで、さまざまな形と大きさのものがあります。
アメリカでは、子どもから大人まで何かとパーティをするので、こうした容器は大活躍します。私もいつも何種類かストックしています。

パーティ好きでかつ世界一の消費大国であるアメリカでは、紙皿のほか、プラスチックのカップやカトラリー等、驚くほどたくさんの種類が売っています。最後はこれまた使い捨てのテーブルクロスに包んでそのまま片付けることができます。
たしかに便利なのですが、環境のことを考えると、ちょっと複雑な思いです。
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2007/1/26

The Da Vinci Code  映画

今さらながら…ではありますが、DVDでThe Da Vinci Codeを見ました。

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日本語の原作を読んでいたので、小説の場面を振り返りながら楽しく見ることができました。
この映画が公開されたときは、「原作を読まないとわからない」とか「原作に比べるとがっかりする」とか言われていましたが、たしかに背景が映画向きにおおざっぱに描かれているだけなので、原作を読んでいないと因果関係がわかりにくかも…と思いました。
でも映画ならではのシーンもあるので、映像と活字をセットにすると、より楽しめる作品だと思います。

私は特に最後の、ロズリンの教会でソフィの家族の秘密が明らかになった後のシーンが気に入りました。ソフィのはにかむような穏やかな笑顔がとてもチャーミングでしたし、それをやさしく包み込むラングドンの話も印象的でした。

イエスに子どもがいるとかいないとか、ほんとうに水をワインに変えたのかどうか、というのはどうでもいい話だと思いました。私たちは信仰のあるなしにかかわらず、いろいろな場面で神様の印を見つけることができるし、どこかで絶対的な存在(=神様のようなもの)を信じているのではないでしょうか。

この映画の中で一番ハリウッドらしいシーンは、警察の手をかわして、ソフィの運転する車がパリの街を猛スピードで逆走するところ…でしょうか。私はあのシーンを見て、ディズニーの「MGMスタジオ」という映画のテーマパークで見た、カースタントのショーを思い出しました。

映画のカースタントに使われる車は逆向きにもハンドルがつけられていて、車の中で外からは見えないように、もう一人の人が運転しているそうです。
そのため、逆走する場合も、前進するときと同じスピードとコントロールで運転することができるそうです。
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2007/1/25

グリーンティのカステラ  お菓子

お抹茶とゆで小豆を使って、カステラ風のお菓子を焼きました。

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たまごは卵白のみを使い、グラニュー糖ではなく三温糖、バターではなくサラダ油を使っているので、とてもあっさりとして和菓子のような風合いにできました。
以前、ゆで小豆のかわりに、いただいた「ぬれ甘納豆」で作ったことがあるのですが、ゆで小豆の煮くずれた感じの方が生地となじんでおいしくできるようです。

おいしい日本茶といっしょに、お茶の時間にいただきました。
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2007/1/24

Kyotofu (豆腐デザート)  グルメ

マンハッタンに新しくオープンしたケーキ屋さんKyotofu(京豆腐)にケーキを買いに行きました。
パティシエが日本人の方で、お豆腐、豆乳、おから、お味噌…と主に大豆製品を使った和洋折衷のデザートのお店です。開店してすぐの時間だったので、あまりお品が揃っていなかったのですが、いくつか買ってみました。

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手前にあるのはおからのクッキーで、抹茶味のホワイトチョコレートがディップされています。手作り風の懐かしいお味でした。
チョコレートマフィンは、豆乳を使っているのでしょうか? チョコレートの風味が濃厚で、とてもおいしかったです。アメリカのマフィンよりちょっと小ぶりなのがうれしいです。
右側は、白桃のようかん(white peach yokan)という名前でしたが、白桃のお味が凝縮していて甘みもしっかりとあり、たしかにゼリーというよりは羊羹とよぶのにふさわしいと思いました。

私はアメリカの甘いデザートも大好きですが、たまにはこんな繊細な日本の味もいいなと思いました。
このお店は、お豆腐のチーズケーキが人気だそうですが、私の行った時間には置いていなくて残念でした。レストランもあって、夜はお酒も飲めるそうです。


お豆腐も豆乳も、高まる健康志向の波に乗って(?)ニューヨークのスーパーでも普通に売られています。
お豆腐(tofu)はなぜか野菜売り場にありますが、残念ながらそれほど売れていないような…。アメリカ人にはお豆腐の繊細なお味はわかってもらえず、また調理法がよくわからないこともあって「No taste!(味がない)」という意見がまだまだ大半のようです。
でも豆乳(soy milk)の方は、たくさんのメーカーから出ていて、バニラ味やチョコレート味…とバラエティも多く、人気は高まっているようです。
私もカルシウム補充のため、毎朝コーヒーに豆乳をたっぷり入れて飲んでいます。
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2007/1/23

ほうれんそうとベーコンのキッシュ  料理

ほうれんそうとベーコンのキッシュを作りました。

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最近、ニューヨークでもしいたけ(shitake mashrooms)入りのキッシュをよく見かけるようになったので、まねして入れようと思いつつ忘れてしまいました。
薄くスライスしたたまねぎ、細切りにしたベーコン、ゆでたほうれんそうがたっぷりと入っています。中に入れるものは、よくいためて水分をとばすとおいしく仕上がるようです。
以前こちらに書いた冷凍のパイシェルを使って簡単に作りました。

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常温でもおいしくいただけるので、あらかじめ作っておけるのがうれしいです。
ポットラック(持ち寄り)のランチにもぴったりです。
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2007/1/22

「国家の品格」 藤原正彦  

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先日、知り合いの方が貸してくださった本です。
昨年、日本でベストセラーになった本だそうですが、この本を書かれたのが数学者の藤原正彦先生と知って驚きました。私は学生時代に数学を専攻していて、ずいぶん前ですが藤原先生のお書きになったエッセー「若き数学者のアメリカ」「遥かなるケンブリッジ」を読んだことがあったので、この本も懐かしい気持ちで楽しく読みました。

この本は、講演の内容をまとめられたそうですが、藤原先生の飾らないお人柄がにじみ出ていて、テンポよくすいすい読めてしまう本です。読んでいるうちに、新橋あたりの居酒屋で、オヤジの憂国論を聞いているような…そんな気持ちになってきました。(藤原先生には失礼ですが。)

藤原先生は、これからの日本は、欧米型の「論理」よりも日本の伝統である「情緒と形」を重視せよ、と主張されています。
論理中心の考え方に限界があることは、だれもが(そして欧米人も)わかっていることだと思います。私たちは、日頃の生活の中で、「論理」だけではうまくいかないこと、「平等」や「自由」が幻想であることを、多少の差こそあれ、実感しています。
人間は自分を正当化するための「こじつけ」が必要であって、それが「論理」なのではないかと思います。藤原先生もおっしゃるように、数学の「論理」と実世界の「論理」とでは、だいぶ隔たりがあると思いました。

また、ほんとうの国際人になるためには、英語よりも日本語や日本の文化を学ぶべき、という主張は、海外に住んでいる方々にとっては、日々実感していることで、受け入れられる意見ではないでしょうか。

日本を離れてみて思うのは、日本はいろいろな面で世界に誇れる国だということです。
日本人は今後はもっと誇りを持って、世界をリードしていけると思いますし、そのためにこれから育っていく子どもたちは、世界に通用するほんとうの品格や教養を身につけて欲しいと思います。私自身もっともっと学ばなければいけないと感じました。
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