最近のコンパクトデジカメは画一化が激しい。
どのメーカーも、ひたすらCCDの高画素化、レンズの
高望遠化に走っている。
消費者にとって、わかりやすく宣伝しやすいのだろうが、
その弊害はあまりにも多いように思う。
高画素化による画素の微小化は低感度化をまねき、
高望遠化のための口径縮小はレンズをどんどん
暗くする。
暗くなって手振れしやすくなるものだから、手振れ
補正メカ追加する。さらには、ノイズリダクションを
強力に効かせて、むりやり高感度化する…などなど。
手振れ補正メカもノイズリダクションも画質を
悪化させるのに…。
CCDは1/1.8型、500万画素で止めて、ISO100以上を
しっかり確保する。
そして、レンズは3倍ズームに抑えて、f1.8をつける。
そうしたら、手振れ補正もノイズリダクションも
いらないのにね。
実は、そんなコンパクトカメラが3年前のオリンパスにあった。
今の技術でこのスペックのカメラを作ったら、
さぞ面白いだろうに…。

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