デジタルフォト誌5月号に、竹内敏信氏の写真が掲載されており「昔のデジタル写真に思いを馳せて」との文章があわせて掲載されていた。
写真は竹内氏がずいぶん前にCanonのEOS D60で撮影されたものであるが、文章の中で、それらの写真は画質という点で最新機種に劣ることは明白であるが、最も重要なことは
そこに何が写っているかであり、何のカメラで撮ったかは、どうでも良いこと…昔の写真を見返して、いまひとつと感じるなら、それは機材のせいではなく単に写真に力が無いからに過ぎないと言い切っている。
毎年のように発売される高画素、最近ではフルサイズ機の魅力に心乱され、写真の本質を見失いそうな自分に気づく。
下の写真はPentax ist Dsで撮影され、2005年の宇都宮市民芸術祭に入選したものだが、ショーウインドウをのぞく女の子の仕草がかわいらしく、咄嗟に撮ったその内容は今でも古ぼけることは無い。
写真の本質について、あらためて考えさせられた。
写真浪漫:
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