今日は所属している写真クラブの定例会がある。
皆それぞれの作品を持ち寄り、先生より寸評をいただき、
今後の作品作りの参考にするのだが、
ちょっと気になっている点もある。
それは、構図や内容が優れているか、コンテストに
出せるか否かが、写真を撮る目的になってしまって
いないか…ということである。
優れた写真が撮れる力を養うことは大事だけれど、
まずは写真を撮ることを楽しむことが先だと
思うし、その中から優れた作品が生まれればラッキー。
写真は、もともと「そこにあるもの」しか写せないのだから
そんな考えでいいのだろうと思う。
最近、OLYMPUS PEN (E-P1)が大人気だが、このカメラは
決してレベルの高い作品を写すものではなく、ただ写す
ことを楽しむカメラのように思う。
それがこれだけヒットしているのだから、本当はみんな
肩の力を抜きたいと思っているのではないだろうか。
下の写真は、PENTAX ist-DsにDA 35mm macro limited
というマニアックな組み合わせで撮ったもの。
ただ夕暮れの喫茶店の雰囲気が気持ちよかったので
写したに過ぎないが自分的には大満足なのだ。
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