石ノ森章太郎「番長惑星」と、あすなひろし「青い空を、白い雲がかけてった」のコミックスを引っ張り出して久々に読む。偶然にも両方ともチャンピオンコミックス。
「番長惑星」は、偶然パラレルワールドに入りこんでしまった主人公が、そちらの世界とこちらの世界の常識のギャップに戸惑う生活の中で出来た仲間と共に影(シャドウ)という敵と戦うSFマンガ。子供の頃は、作品に込められたテーマなど分からず、主人公の痛快な暴れっぷりとちょっとHなシーンを楽しんでいただけだったが今読むと違った視点で楽しく読めた。
「青い空を、白い雲がかけてった」は、中学三年生の主人公ツトムとその家族や級友とのほほえましくも切ないやりとりを描いたマンガ。この作品に漂う抒情的な雰囲気はマンガでしか出せない。実写では絶対無理だし、アニメでもかなり難しいと思う。
この作品の主人公達のやり取りや思いやりは今ではもう「クサい」とか「ダサい」とか言われてしまうのだろうが、そんな言葉で切り捨ててしまいたくはない。
あの頃に戻れなくてもいいけれど、忘れたくないことがある今日この頃。
「今日の銀シャリ」
昼
おでん
ごはん
夜
バジリコスパゲティ
目玉焼き
カルピス
夜中
インスタントラーメン(醤油)