録画したドラマ「孤独のグルメ3」第8話を見た。今回の舞台は東京都台東区鶯谷。
早々にスイーツ。ふらりと入った喫茶店で注文したコーヒーフロートはアイスコーン付き。コーヒーフロートの上にコーンを逆さに立てて出されたその様はインパクト大。でも、他の客が注文した、パン一斤をくり抜いてその中にグラタンを入れたグラパンの方が気になったりした。
仕事で訪れた先の依頼主はなんと大杉漣。五郎さん役の松重豊と大杉漣とはなんとも渋い組み合わせ。まるで北野映画のよう。
そしてメインの食事。朝10時からやっている炭火焼鳥椿。店内の壁には沢山の短冊メニュー。それだけで嬉しい。
あれこれ注文に迷っている時こそ名フレーズが出る。
「これは下戸への直球か。上戸への変化球か」
「マイペース、マイウェイ、心のままに頼むんだ」
そしてやっと注文。近くに座っている中年カップルの女(宮本裕子)に酒を頼まないことをいじられる。その女は少しくたびれた感じだが、一緒に酒を飲むならそういう女の方が気楽でいいかも。
それから注文した物が出て来る。ハムカツが予想以上に厚く、思わずメジャーを取り出して測る五郎さんの気持ちはよく分かる。ちなみに2・5センチ。
追加注文は鶏鍋めし。つゆの滲み込んだしらたきが何ともいい感じ。
どれも美味そうであったが、今回一番心に残ったのは、五郎さんではなく他の客が注文した鶏の唐揚げのチューリップ。子供頃はちょいちょい食べた記憶があるし、スーパーでも売っていたが最近は見ない。普通の唐揚げと比べて特別美味しいというわけでもないのだが、あの足付きというのが何とも嬉しかったのだ。「嬉しい」という味は存在すると思う。今ならチューリップには「懐かしい」という味も付いてくる。
「嬉しい」、「懐かしい」という味を味わいたくなった今日この頃。
「今日の銀シャリ」
朝
キーマカレー
食パン
パン(金沢かれいぱん 竹炭&黒こしょう)
アイスコーヒー
昼
弁当(メンチカツ、キャベツ)
ほうじ茶
夜
缶ビール2本(500ml)
