残業要請は断り、定時であがって電車を乗り継ぎ、アミュゼ柏で行われる「NEXT! 立川流〜独演会見本市〜」を見る為に柏へ。
6時過ぎに柏到着。
柏はめったに来ないので、ネットで調べておいたパン屋を探してカレーパンを買って食べる。スーパーの一角にあるパン屋にしてはなかなか、というネットの評価と同じ感想。
次にディスクユニオンに寄ってざっと物色。モーターヘッド、ハスカー・ドゥ、スティッフ・リトル・フィンガーズなど、あれこれ迷い、結局ブラック・フラッグのライブ盤を購入。ユニオンが発行しているフリーペーパー「FOLLOW−UP」の新しいやつをいただく。
プリントアウトした地図を頼りにアミュゼ柏へ。
席に着く。自分はC列だったがそれでもステージから近すぎると感じた。前の列との間隔も狭くて真ん中に座った人が出るのに四苦八苦していた。このホールは作りが悪い。
「NEXT! 立川流」は、立川流期待の新人二つ目、談吉、春吾、吉笑、志の春による会で、成城ホールで行われた第1回は見たが、第2回は都合がつかずに見逃していた。残念に思っていたら柏公演があると知って楽しみにしていた。
7時に開演。
開口一番は吉笑。
談笑の弟子。
駅からここに来るまでのあれこれやら入門した当時のあれこれやらを語って新作の「舌打たず」。
次が談吉。
元は談志の最後の弟子。今は左談次の預かり弟子。
噺は「粗忽長屋」。
やはり、どこかしら談志っぽさを感じてしまうのが微笑ましい。
休憩後は春吾。
談春の弟子。
噺は何かの古典だと思っていたら、どうやら新作のよう。吉笑は新作中心だからともかく、古典も新作もやる春吾が地方公演で分かりやすい古典ではなく新作をぶつけて来た意気込みは買ってやりたい。結構作り込んだ内容のわりにサゲはあっさり。
トリは志の春。
志の輔の弟子。
柏が地元で柏での落語会もやっているとのこと。
噺は「藪入り」。
志の春も新作で来ると思っていたので意表をつかれた。「藪入り」は、噺は知っているけど聞くのは初めて。滑稽噺と人情噺がちょうど良い具合にブレンドされている。この辺のバランス感覚が志の輔の弟子だなと思った。
集客は一昨日の落語会よりも良かったが、会場は一昨日よりも広かったので寂しい感じは否めない。それのせいなのか、内容は良いのに全体的にはもうひとつ盛り上がりに欠けた落語会だった。これが成城に集まる客相手だったらいい感じの会になったのかもしれない。今日の客層は、落語好きというより、誘われたから来てみましたというような年配の人が多かった。「時そば」、「寿限無」、「饅頭怖い」などを田舎の客に合わせて臭くやればもっと受けたのだろうが、それが出来ないのが立川流の落語家なのだろう。笑っていただくのではなく笑わせてみせるというプライドの高さが上手く回らない時もあるけれど、立川流はそれでいいと思う。
http://tatekawaryu.net/
「今日の銀シャリ」
朝
おでん
ごはん
コーヒー
朝
黒糖吹雪まん
コーヒー
昼
弁当(目玉焼き、魚肉ソーセージ、大根の酢漬け、キャベツ)
ほうじ茶
夜
パン2個(カレーパン、あんぱん)
KEIHOKU柏店内のパン屋。
夜中
缶ビール(500ml)
