今回の舞台も前回に続いて台湾台北。
温泉付きのホテルを出て、仕事で仕入れる雑貨を探しに街をうろうろする五郎さん。
色々な異文化を楽しんで回る。観光地ということで、色々な民芸品や工芸品を作る作業を人前でやっているのだが、職人はそういうところは本当は見せたくないのではと思ったりもした。でもそういうのは日本人だけの感覚なのかも。
ふと、杏らしきお菓子を見つけて購入。season5は、定番だった最初にスイーツというのがなかったので新鮮。そして、杏かと思ったそれは何とトマト。リンゴ飴ならぬトマト飴。ありかなしか。食べてみないと分からない。
お茶屋さんでお茶を飲んでいると母親が日本人という男と知り合い、雑貨を探しているならと問屋街を勧められる。
問屋街に行き、あれこれ物色。もうそろそろかなと思ったらやはり腹が減る五郎さん。
店を探していたら、店員さんに勧められるまま外のテーブルに着く。そして注文に悩む。日本でも悩んでいるが海外だと言葉が分からないだけにいつも以上に悩む。漢字から何となく推測して鶏肉飯。そして、他の客が食べているおがず盛り合わせを指して何とか二品注文。
「盗み見、真似っこ作戦」
と、つぶやく五郎さん。
すぐに運ばれてきたその二品。鶏肉飯はごはんに鶏肉とタレが掛かったシンプルなご飯。見た目だけでどんぶり飯で食べたくなる。おかず盛りの煮玉子もいい感じだった。
食べ終えたが、「まだ食える」ということで二軒目へ。
そこでも注文に四苦八苦。シンプルな感じだからと乾麺。そして、名前が怪しいが挑戦で下水湯を注文。
乾麺はシンプルな汁なし麺だった。その国のシンプルなご飯にその国の顔が出ていると思う。
そして、問題の下水湯。スープに生姜と肉が浮いている。肉は何だか分からない。異国で何だか分からない肉ほど怖い物はない。でも食べる五郎さん。スープは良好とのこと。何だか分からなかった肉は砂肝とのことだった。
「恐れず勝負に出た俺を褒めたい」
と、つぶやく。自分だったら勝負には出ないだろう。安牌を切ってラーメン、チャーハン、餃子、ビール。もしくはコンビニご飯。
食べ終えたら店員さんがメニューを差し出す。そこには日本語訳が書かれていた。
「先に出してくださいよ」
と、五郎さん。
今回はこれで終わりかなと思ったら台湾風サーティーワンのような店に入り豆腐スイーツを注文。
「まだ食うんか!」
思わず突っ込んでしまった。
注文したのは豆花(小豆、タピオカトッピング)。台湾風かき氷かなと思ったら豆乳プリン的と言っていた。そんなに甘くないのだろうか。
今度こそ本当に終わりだろうと思ったら夜の屋台街に消えて行った。もう付き合い切れない。
