メインギターはKヤイリだった。SY−5とAY−38を、弦を交換したタイミングで使い分けていた。
だが、一昨年の暮れあたりに自分の中で空前のヤマハFGギターブームが到来。何となくKヤイリの前に使っていたヤマハFG250Fを引っ張り出して来てライブで使ったらちょいちょい使うようになり、今はほとんどのライブで使っている。そんなに音の違いが分かるわけではないのだが、何となくヤマハの音は日本人の声質に合っているような気がする。
それでもそのうちまたKヤイリに戻るだろうと思っていたが、1年以上経っても一向に戻る気配がない。これはまだまだ続くなと思ったらもう一本ヤマハが欲しくなった。自分は左利きなのでレフティタイプ。そして、現行のものではなく、いわゆる赤、黒、オレンジ、グリーンラベルというオールドタイプで、ヘッドが弓矢の羽根のようなやつではなく先がすぼまっているやつ(これ重要)。
そのタイプを中古ギターショップのサイトなどで探していたが、レフティとなるとなかなか見つからない。左利きの自分を恨めしく思うもこれはもうしかたがない。
そんな中でヤフオクに手を出してみた。検索してみたら丁度FG360レフティのグリーンラベルが出品されていた。値段も約2万円と手ごろ。数日間考えて入札してみたら競り合う相手もいなくあっさり落札。金額を振込み、それがこの前の日曜日に届いた。前のオーナーが右利きだったらしく、右側にもピックガートが張り付けてあるダブルピックガード使用。それは分かっていたけれど、やはりちょっと違和感。ツイッターで写真を上げて右のピックガードはいずれ剥すとつぶやいたら、跡が残るから止めた方がいいという反対意見数件。たしかにと思いつつ、後日知人にその話をしたら、ピックガードは音が悪くなるから剥した方がいいというアドバイスをいただく。「跡が残っても、それも味だよ」とも。そちらにも納得。
どうするべきかとあれこれ考え、右のピックガードを剥し、跡が残っていなければOK。跡が残って白っぽくなっていたら、ピックガードをf型サウンドホール型に切りぬいて貼ろうかなと思っている。
何はともあれ、早く弦を換えてカラオケボックスで思いっ切り掻き鳴らしたい。それでいい感じだったら先発ローテーション入りさせよう。場合によってはエースの座がFG250Fと取って替わるかもしれない。
そして、ヤマハギターはこれで良しと思っているはずなのに、毎日のようにヤフオクでヤマハのレフティのアコギを探している自分が怖くなる今日この頃。