休み。
今日は落語観賞と飲み会という嬉しいダブルヘッダー。
まずは、東京は谷中で行われる「谷中はなし処」を見に行く。
地下鉄の千駄木駅で降りる。地上に出たところにある今川焼き屋の、その名も「千駄木」で今川焼きを買おうとしたら閉まっていた。後で調べたら日曜のみの営業らしい。
谷中銀座をぶらりとし、やなか珈琲で今年最後になるかもしれないアイスコーヒーを飲み、12時40分頃に、「谷中はなし処」が行われるパン屋の2階にある会場に入る。
満員ではないけれど、平日の昼にこれだけ入れば上等なのではないかというくらいのまずまずな入り。
「谷中はなし処」は、林家たけ平、三遊亭萬橘、立川志の春による落語会。この3人でオーパーツとも名乗っている。
開演は1時なのだが、12時45分過ぎに萬橘の弟子で前座のまん坊が開口一番として上がる。
噺は「のめる」。
たどたどしい場面もあったけど、くすりとさせられたりもした。
続けて萬橘。
噺は「がまの油」。
がまの油売りの、まくしたてる口上にうなり、酔ってぐだぐだな営業をする様に笑わせられる。
続いてオーパーツによるコント。
「谷中はなし処」はこれが楽しみでもある。萬橘と志の春のボケにたけ平が突っ込むという形は毎回変わらない。ツメが甘い部分もあるが、そこがまた面白かったりする。
仲トリはたけ平。
「片棒」。
まずまず。
仲入り休憩後はトリの志の春。
噺は「茶の湯」。
志の春の新作が聞きたいのだが、タイミングが合わずに古典ばかり聞いているような気がする。でも、古典ももちろん面白い。それにしてもいつ真打になるのか。なにせ、やたらと厳しい志の輔一門であるから色々と難関があるのだろう。だから、真打になったらきっと誰にも文句を言わせない真打になることだろう。
「谷中はなし処」はなかなか良い。落語が3、4席聞けて、コントも見られ、1時間半ほどで終わり、料金も1500円。谷中銀座もぶらつけるし、個人的にお気に入りのやなか珈琲もある。今年中にもう1、2回は来たい。
その後は新宿に行ってCDを買い、上野に行って永田さんと飲み会。
5時に二木の菓子の隣の神社で待ち合わせて居酒屋「けんちゃん」へ。
ビールを飲み、あれこれつまみ、ああだこうだ話す。落語のあれこれ、ライブハウス情報、その他もろもろ。
我々はいつもやりがいのあるライブハウスを探している。ワンマンや企画だけでライブが出来るほどの集客が無ければブッキングライブをしていかなければならない。となると対バンの音楽活動に対する温度差が近くないと意味のない時間を過ごすことになる。メジャーに乗っかりたくてガツガツしているやつも嫌だし、楽しく歌えればそれでいいですというやつも嫌だ。
楽しく話して飲んで8時半頃にお開きしました今日この頃。
