仕事を終え、東西線一本で東京の吉祥寺へ。
武蔵野公会堂で行われている立川談笑一門会を見に行く。
受付を済ませ、いつものあたり(前から5、6列目の左端)に座る。
7時に開演。
開口一番は立川談州。
まくらで禁煙について語る。
タバコが出て来る話なのだろうか。ならば「巌流島」か。と、思ったら「紙入れ」。
前回見た時にあまり良い印象を持たなかったのを引きずって見てしまう。前回は前回、今回は今回で見るべきなのだろうが出来なかった。
続いて談笑。
まくらで、桜の話から居酒屋のトイレの下駄の話をする。下駄の話は久々に聞いた。
会場の雰囲気が暗くならない感じで政治のことを少し語ってから「粗忽の釘」。まさか「ハンドスピナー」なんて忘れかけていた商品の名前が出て来るとは。
談洲のまくらで出て来た「わかば」も上手く取り込み、談笑版「粗忽の釘」。を楽しんだ。
仲入り休憩後は笑二。
別の会でのアンケートで、客が指定した場所に行ってみるというお題を実行するべく新宿二丁目にあるヨガ教室に行ったら・・・というまくらに大笑い。
そこから「看板のピン」。
笑二の落語は危なげない。安心して楽しむ。
サゲは古典通りか師匠談笑スタイルかと思ったら、後半に違う展開を見せたので新たなサゲかと思ったら・・・だった。
トリは吉笑。
まくらで確定申告のあれこれを語ってから新作の「断捨離」。
断捨離という言葉も、罪悪感を持たずにほいほい物を捨てるやつも嫌いなのだが、この話は楽しめた。
全体的にそんなに大笑いというのはなかったが良い時間を過ごせた。それは贅沢なことなのかもしれない。
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