仕事を終え、東西線一本で原木中山駅から阿佐ヶ谷へ。ライブハウスオイルシティで行われる永田さんのライブを見に行く。
6時半過ぎに店に入り、永田さんとあれこれ談笑。
7時30分頃にライブスタート。
1番手の柴山さんは水曜日ライブのレギュラーのような人で戦前ブルースのカバーをやる。
英詞がダイレクトに理解できるわけではないが、ブルースの、短くてユーモアがあって的を得ている詞は自分の理想なので、そんなことを考えながら聴いていた。
2番手の若い男性は12弦ギターの弾き語り。
やはりきらびやかな12弦の音は良い。数年前に買ったヤマハFGの12弦をまだちゃんとライブで使ったことがないので今年中にオープンマイクで使おうかなと思う。あまりストロークがうるさくない曲なら行けるような気がする。
3番手でトリは永田マサユキ。
キーボードの弾き語り・・・ではなくギター。諸事情で今回からまたギターにしたとのこと。
3年ぶりぐらいにライブでギターを弾き語る永田さんを見た。ギターはトーカイのエレアコ。「このギターこんなに音が良かったっけ?」と思うくらい良い音をしていた。
いつものように「車窓」・・・ではなく「草原の娘さん」でスタート。
久しぶりのギターで力が入っていたのか、1曲目では歌詞が詰まったりしてやや硬いスタート。
2曲目の「車窓」からはいつものペースになっていた。
キーボードの弾き語りも良かったけれど、ギターで見るとやはりギターも良いなとあらためて思う。またギターでやって行くけれど、キーボードを辞めたわけではないとのこと。
最後の曲の前に萩原健一への想い入れを語ってから「風のダンス」で締めた。
ライブ終了後は皆で談笑。
話の流れで内田裕也の話題になる。色々な逸話を聞くとなかなかにおもしろく、プロデューサーとしての才能はかなりあった人なのだなというのは分かった。だが、アルバムも出さず、ここ数十年は「ニューイヤーロックフェスティバル」のような自分が王様でいられる場所で少し歌うだけの状況を見ると、やはり、恥が掛けないただの見栄っ張りなのかなと思う。守られた状況でないとステージに立てないやつはロックではない。
