残業を終え、そのまま電車で東京の高円寺へ。
ライブハウス無力無善寺に敬々さんこと全米が泣いたのライブを見に行く。
7時半頃に店に入るとマスターの無善菩薩さんが最後の歌を歌っているところだった。最近は何故か高円寺のボブ・ディランと名乗っている。
敬々さんに挨拶。
今日の出演者はノダさんや蒼伎さんなど知っている人が多い。
2番手からちゃんと見る。
今日はセッティングトラブルなどもあり、やや押し気味の進行。
6番手でトリが全米が泣いた。
普通に歌うのかなと思ったらステージにダンボールハウスを作り、その中で座って歌うというスタイル。ギターのヘッドが当たる部分は穴を開けてそこからヘッドを出していたのが妙におかしい。
田中義剛のカバーからスタートという意外な展開。田中義剛は敬々さんと同じ青森県八戸市出身とのこと。
多分、今日は全曲ダンボールハウスの中で歌うつもりだったのだろうが、1曲目で体勢がきつくなったらしく、2曲目からはダンボールを外して普通に立って歌うスタイルに。そこからはいつものオリジナルを歌ってゆく。敬々さんのライブを見るのは久々なのであまり聴いたことのない曲もあった。
敬々さんは色々と思うところがあったらしく、もうすぐ東京を離れ地元の八戸に帰ってしまう。人はある日ふと地元に戻ろうと思うものなのか。癌で亡くなった佐藤君も、さすがにもう駄目かもという状況になった時、死ぬなら北見で死にたいとブログに書いていた。自分は地元になんか帰りたくないと思っているけれど、いつかそう思う日が来るのだろうか。
敬々さんの無善寺ライブはまだ2回ほどあるが、自分が見に来られるのは今日しかなかったので挨拶も兼ねて見に来たのだった。終了が11時を超えてしまったが見に来て良かった。
人生は出会いと別れの繰り返しとは言うが、今年は別れが多い。
でもまあ、たまに東京にも来るとのことなのでまた会えるだろう。
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