休み。
今日は落語観賞と自分のライブの二本立て。
まずは落語。
東京の谷中にあるにっぽり館で行われる林家たけ平と三遊亭萬橘の二人会。
電車を乗り継いで東京の千駄木で降りる。
谷中銀座に行き、夕焼けだんだんの階段下にあるにっぽり館へ。
ここは、たけ平、萬橘、立川志の春の三人が谷中のパン屋の二階でやっていた「谷中はなし処」という会が終了した後に、寿司屋の店舗を改築してたけ平、萬橘の二人で始めた小屋。基本はたけ平と萬橘の二人会のみを行う小屋らしい。そこに志の春が入っていないのは寂しいが、色々と事情があるのだろう。
10時40分頃ににっぽり館に入る。
靴を脱ぐのかなと思ったら靴のままで入る作りで何より。キャパは30人ほど。マイクなし。
11時に開演。
開口一番は三遊亭楽べえ。
当代円楽の弟子。
噺は「桃太郎」。
続いてたけ平。
相変わらず声が大きい。でかいのではなく大きい。会場のどこにいてもちゃんと聞こえる。
噺は「源平盛衰記」。
噺というよりは漫談に近い。
おもしろかったけど、まくらの最中に喋る馬鹿がいてイライラ。自分の隣の人も気になったらしく声がする方をチラリと見ていた。スマホは電源を切れば鳴らないが、こういう馬鹿はどうしようもない。馬鹿の電源も切れないものか。そのまま起動しなくなってもいい。
たけ平が終わり、休憩かなと思ったら楽べえがタイコを舞台に用意する。ゲストがいるのかなと思ったらめくりが「おしゃべり」となり、たけ平と萬橘が出て来て寄席で鳴らす色々なタイコのパターンを披露。
寄席文字の先生が置いて行った色紙プレゼントのジャンケン大会もあった。
休憩後は萬橘。
さっきの出来事をまくらに取り込み「妾馬」へ。
不意打ちのような一言に何度も笑わせられる。
後半のしんみりするところをあまりベタベタにしないのもいい感じ。
最近やっとCDも出したようなのでいずれ買おうと思う。
落語会を終え、一旦帰ってから再度出かける。
今度は自分のライブの為に東京の八王子にあるライブバーびー玉へ。
7時に店に入ってリハーサル。
8時にライブスタート。
1番手は自分。
ヤマハFG240のマイク録り。
毎年、その年の最後のライブの日は、その年に作った曲だけでセットリストを作り、その年を振り返りながらのライブにしている。
やや歌詞のミスはあったが何とか。
2番手の新田さんと対バンはこれで3、4回目くらい。
3番手の古岡さんは以前対バンした人と勘違いしていた。初対バン。
4番手でトリは高橋小一。
ガツガツ歌い続ける傷だらけの野良犬。それが高橋小一。
ガットギターとのダブルギター奏法もやり、後半は1分というより30秒ほどの曲を次々と畳みかける。自分もこういう曲が作りたいのだが難しい。
「赤坂見付の陽」をやらなかったのは意外。
ライブ終了後は皆と少し話して店を出る。
今年も歌い納めも完璧ではないが何とか出来た。来年も歌い続けてゆく。不安はあるが迷いはない。
http://biidama.dokkin.com/
本日のセットリスト
1 ガラショウ
2 今夜の夜風はいい感じ
3 風の中にいた
4 どうやら花火
5 夜の切れはし
6 どっちつかずはよ
7 歩く道
今後の予定
2020年
1月 7日(火)関内音小屋
1月12日(日)下井草ビリーズバー
1月19日(日)高円寺無力無善寺
1月23日(木)尾道オエコモヴァ
1月24日(金)横川アップルジャム
