1月11日に東京は高円寺HIGHで行われた「吉田達也の還暦de叩きっぱなし」part2バンド編ライブを配信のアーカイブで見た。
最初は仕事終わりで高円寺まで見に行くつもりだったが、残業になってしまうとスタートに間に合うか微妙だったので、見に行くか今回は配信にしておくかギリギリになっても迷っていた。そしたら緊急事態宣言でスタート時間が早まった為にどうやっても間に合わなくなり、諦めて配信で見ることに。
プログレドラマーの吉田達也氏はいくつものバンドをやっていて、多分毎年すべての出演バンドでドラムを叩くという「叩きっぱなし」ライブを行っている。
今回は吉田氏の還暦祝いも兼ねていて、本来ならば満員になるであろう会場も人数制限をしての開催になってしまった。
出演バンドは3組。
まずはRUINS。
ドラムとベースの二人という、バンドとしての最小編成でありながら最大の音を出すプログレッシブルハードコアノイズバンド。自分が吉田氏を知る切っ掛けになったバンドで、三代目のベースの増田氏の頃から追っ掛けに近い感じで見ていたが、四代目の佐々木氏が抜けてからはバックトラックを流しながら一人で叩くRUINS−aloneとしての活動をするようになった。それもそれで見ていたが、数年前から増田氏が復帰し、不定期ではあるがまたRUINSとしてのライブを行っている。
何だかんだで久しぶりに見るRUINSはやっぱり最高。と、言いたかったが、回線の調子が悪いのか自分のパソコンの容量が足りないのかちょいちょい止まったり飛んだりしてややイライラ。後で改めて見たいと思う。
2番手は是巨人。
吉田氏に、鬼怒無月ギター、ナスノミツルベースによるプログレトリオバンド。
是巨人になってからは回線の調子が順調になり、ストレスなしで楽しめるようになった。
今日出演のバンドの中では一番活動しやすいメンツだからか今日一番ノリが良かったように思う。まだ持っていないアルバムも買いそろえて聴き込んでみようかなと思った。
3番手でトリは高円寺百景。
こちらはドラム、ギター、ベースに、キーボード、サックス、コーラスまで入った6人編成。今日の出演バンドの中では一番プログレ色が強い。
5枚のアルバムから1曲ずつ演奏。長い曲が多いのでそれだけでいい時間。最後に7拍子のダンスナンバーというとても踊りにくい曲で終了。
もちろんアンコールなのだが、今日は8時までに客出しも終わらせなければならないということでアンコール代わりとして出演者全員で1曲演奏。
さあ演奏というところで吉田氏には内緒だったハッピーバースデーが起こり、袖からケーキが登場。普通なら吉田氏が吹き消すところなのだが、このご時世なのでうちわであおいで消しておめでとうとなった。
そしてアンコール代わりの1曲。ベースが3人て凄いな。
自分と吉田氏は10歳違い。自分がRUINSを聴き始めたのは20代前半。だから吉田氏も30代前半。20代の頃は30になるのが怖く、30代の頃は40になるのが不安だった。でも、吉田氏や他の敬愛する年上のミュージシャンが年を重ねても当たり前のように続けている姿を見て安心していた。
吉田氏には70になっても変わらないドラムを叩いてほしい。
にほんブログ村
にほんブログ村