群馬県高崎市。
焼まんじゅう屋「オリタ」の店内で注文した焼まんじゅうを待っている五郎さん。
やがてやってきたそれは、なかなかに複雑な甘さらしい。つまりはとにかく甘いのだろう。でも、それに慣れるとそのくらいでないと物足りなくなるのではないか。砂糖はなかなかに麻薬だ。
そして、訪問先の映画館高崎電気館ビルへ。電気館は高崎市で最初に出来た映画館とのこと。
甘い物に眼がない女性スタッフ役は磯野貴理子。マスクをしていても分かった。
知人の男性スタッフとの商談後、お土産として焼まんじゅうを差し出される。そこでうっかり「さっき食べて来た」と言ってしまったら、じゃあいらないですねということで磯野貴理子に渡したらさっと持ち帰ってしまった。
焼まんじゅうをもらいそこねたおあずけショックで腹が減る五郎さん。
まんじゅうの仇を食事で取ろうと、貪欲に街を歩き回り店を探すも飲み屋街に入ってしまってなかなか見つからない。店頭の様子では飯物があるのかどうかが分からないので苦戦する。
そして、やっと見つけたのが「おにぎり処 えんむすび」。これ以上ないくらいの分かりやすいご飯物。
中に入ると元寿司屋ではなかったのかというような店内。カウンターに座る女性客役には阿佐ヶ谷姉妹。店の大将役は三宅裕司。今回はキャストがなかなかに豪華。
40種の具材があるおにぎりに迷う五郎さん。
考えに考え、まずは、うに、いか明太、ねぎ味噌の3種と、鮎の塩焼き、大海老にんにく炒め、なめこの味噌汁を注文。味噌汁は4種あったが、自分だったらなめこは頼まない。きのこは嫌い。マツタケをありがたがるやつらの気持ちなど分からない。
さして待つこともなくおにぎりは出て来る。おにぎりは、三角の枠型で作り、海苔はくるむというよりコの字型に挟むという感じ。これならどれが何の具というのが分かりやすい。ねぎ味噌は食べてみたい。
おにぎりはコンビニのおにぎりぐらいの大きさなので3個ぐらいでは全然足りない。かずのこ、あなご、しょうがで追加注文。自分もこの店で注文するとしたら3個ずつにするだろう。食べ終えた時の腹具合と相談して、もう3個か、2個か、1個か、ごちそう様かを決めたいと思う。
ふと、阿佐ヶ谷姉妹が一番人気の具は何かと三宅裕司に聞く。姉妹があれこれ具材を言うがなかなか当たらない。つい五郎さんも、「鮭、たらこ、まぐろのヅケ」と言ったらそれを注文と受け取られしまった。
これで合計9個。これで終わりかなと思ってもその予想を上回るのが五郎さんである。締めとして川のり、山椒を注文。山椒は粒山椒で結構痺れるらしい。痺れる具材というのも味わってみたい。
それで、一番人気の具は?
五郎さんの食べた11個の中にあったのだった。
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