以前からトイレを使った後の水の出が止まらないでいた。
貯水タンクのレバーを回して便器に水を流せば手洗いのパイプから水が出て、それが貯水タンクに溜まり切ると止まる。のはずなのだが、いつまでもピチョンピチョン水滴が垂れ続ける。このくらいなら水道料金に変わりはないからまあいいかで放っておいていたが、寝付けない夜などはこの水滴の音がトイレのドアの音の向こうから聞こえて来て気になってイライラする。
貯水タンクの中の水を出したり止めたりするレバーに付いた棒の先に浮きのボールが付いていて、便器に水を流せばタンクの水が減ってボールが下がり、レバーも下がって弁が開き手洗いのパイプから水が流れ出す。その手洗いの水が溜まってボールが浮けばレバーが上がり、弁が閉じて水が止まる仕掛けになっているのだが、そのレバーと棒のジョイント部分が固くなっているためにボールが浮いてもレバーが上がり切らず水が止まらなくなっている。
どうにかしたいと思っていて、ふと、この前玄関のカギ穴の突っ掛りを解消する為にクレ556代わりに使ってみた接点復活洗浄剤のCPC−80を使ってみようと思い立った。CPC−80をそのジョイント部分に吹き付けてレバーを手でクキクキ動かして馴染ませてみたらあっさり直った。
CPC−80はなかなかに使えるやつ。もう、大抵の問題はこれで直るんじゃないかと思ってしまう今日この頃。