「道楽」と言われるものは いろいろ有ると思うけれど、マッサージ道楽を見たのですぅ!
いやぁ・まいったなぁ。
1週間前、営業時間・料金・定休日などについての問い合わせが東京からあった。
そのときは特に気にもせず答えていたのだが、その二日後 役場からも同じ電話が有った。
「東京からの問い合わせがありまして・・・。」
ウム? これはおかしく無いか??
ま・しかし、ほんとに来るかどうかもわからないし、電話が有れば断ればいいとも思っていた。
それが、今日・ほんとにやってきたのです。
10時半頃だっただろうか、「今・飛行機が着いて、ポートピアにいるのですが・・・?」と電話が有った。
帰りの飛行機は、2時過ぎだと言うではないか。一瞬にして怪しいと感じた。
丁度二人とも仕事をしていたし、他を当たってみるように進めたのだが・・・。
相手は女性だし、二人でいるのだから災難に遭うことも無かろうと受けることにした。
患者さんたちも「そりゃぁへんだねぇ、気をつけなさいよ」と・・・。
で・いよいよ問題の時間はやってきました。
失礼かとは思ったが、質問は矢継ぎ早に。もちろんカーリーが。
「何か・お仕事でいらっしゃったのですか?」
「いいえ マッサージに」
「えっ? わざわざですか?」
「ええ、好きなんです。毎週全国の島をこうして歩いてるんです」
「あのぉ・お仕事は?」
「秘書をしたり、通訳をしてます」
こうして話をしていても・年齢は読み取れない。しかも印象は暗い。
これはどうも・トラトラにお任せする方がよいと判断。
極めつけの言葉「私は、背中や腰の方はあまり触って欲しくないので、手と足を重点的にお願いします。」
うーん やはりあたくしめには無理だった。
治療室を出ても、白衣は脱がず、時々のぞいていた。
時節柄・用心せざるを得ないが、疑うことしか出来なかったとはねぇ?
治療しながらの話
マッサージが好きで 視覚を取ろうと思ったが、500万円もかかると判ったので止めたとか。
しかし、毎週マッサージのために、飛行機を往復使っていれば、1年も経てば500万円使うではないか!
何とも奇妙な時間を過ごした。
ちなみに、先週は奥尻島。来週は沖縄のどこかの島に行くらしい。
それにしても、どうして島だろうか? 謎は深まるばかりだ。

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