2013/5/30
九州商船フェリー 奈留島

奈留島と長崎本土を直接結ぶ唯一の船は、九州商船のフェリーのみ。
奈留島を12:35に出航し、長崎港には16:05に着きます。
先々週京都から来た3人組みも、これに乗って帰りました。

まだ就航して1年にもならない新造船の「フェリー椿」、ブリッジに椿の絵が入っています。

800円余分に払って2等指定に乗ると、大部屋の個室という程度ですが、この毛布が必ず使えますので、私はこれを被って、酔わないようにずっと横になってることが多いです。

交互に運行されている姉妹船の「フェリー万葉」。
私が3年前に奈留島を去る前に、船名の公募が有って、私も「ニューカメリア」で応募しましたが採用されず、「万葉」と言う名が付きました。

「万葉」は広島生まれで、自動車のナンバープレートにあたる船舶番号は、
141350でした。

九商フェリーが新しくなったので、奈留島港にもこんな立派なタラップが設置されましたが、何故か「万葉」には使用できても、「椿」には使用できない時も、潮の加減か有るようです。
ここにも何か矛盾が潜んでいそうです。
返事
大雪男さん:電気自動車の運転で、発車の時も動いているかどうか分らないですね。
まあこれは私の錯覚なのかもしれませんが。
花水木さん:島以外では、価格よりもその走行距離の少なさが問題ですかね。
やかましい1/3さん:人の説明(入会や・宿の部屋の説明など)をほとんど聞けない人間になってますね。
いずれえらい目にあいそうです。
それはそうと、まあ安全運転だったでしょう!
喜珍さん:奈留島にはアイミーブは3台だけだったのですね。

2013/5/27
電気自動車EV 五島列島

エコ・エコと電気自動車が流行のようですが、五島列島では早くから電気自動車を導入していて、先日の京都からの3人のお客さんの案内にも、電気自動車の日産リーフを借りました。
音もなく動き出すのが不安以外は、島は限られた範囲内での移動ですし、ガソリン代も高すぎるので、電気自動車の導入はなかなか有効だと思います。
この奈留島のタクシーも、同じく日産リーフの電気自動車です。

三菱の電気自動車アイ・ミーブは、福江島でもレンタカーとしてよく走っていて、利用することも有りますが、ここ奈留島でもレンタカーとして使用されています。

この為奈留島内にも数ヶ所、電気自動車用の充電場所が設置されています。
原子力発電に頼らずに電気が上手に供給され、車両本体価格も安くなれば、島では電気自動車の個人使用も理にかなっていると思います。
又島の近くで、海上風力発電や潮力発電が実用化されたら、五島の漁船も電気船に成るかもしれないですね。
返事
花水木さん:家内によると、日焼け止めクリームよりもマフラーの方が、
効果があるそうですね。
喜珍さん:う〜ん
大江千里が歌手までしか理解できません。
和さん:京都からの3人を椿で京都に送り、
病院を宿舎代わりにした人を長崎に椿で送り帰し、
今日はチョット不幸があったので、あわてて家内が椿で帰りました。
万葉ではなく、椿ばかりの利用になりました。

2013/5/23
京都から3人様 五島列島

先週土曜日の朝太古で、遠く京都から、以前勤務していた病院の3人が、五島列島に来てくれました。
私も奈留島から太古に乗り込み、4人で福江島観光です。
鬼岳の上で最初の記念撮影。
家内も初夏になっても巻いていますが、この年代の女性は、しわ隠しと日焼け防止の為マフラーを巻くんですね。
3人のマフラーは、旅行のために手作りしたお揃いのようです。

雨が降る予報でしたが、うまく晴れてくれて、少し霞みか?けむってはいますが、丁度良い具合に白波が立つ大瀬崎燈台も綺麗でした。

堂崎天主堂・アブンゼ海岸・荒川温泉の足湯にもゆっくり浸かって、ここ高浜海岸にも寄りました。
誰が来ても同じのいつもの福江島観光コースを、電気自動車のレンタカー日産リーフで巡り、無事終了。

その日は奈留島に戻って、最近出来た奈留島の民泊の一つに泊ってもらいました。
奈留島の民泊、なかなか親切で低料金で、食事も美味しく楽しめるので、皆様も機会があればぜひおこし下さい。
日曜日は朝の便が欠航するような雨風でしたが、しだいにあがって、江上教会とユーミンの歌碑見学。
フークに会うのも旅の目的の一つ、病院と官舎も見学。

こうして、やかましい3人から、以前の病院の皆さんの情報もたくさん聞いて、昼の九商フェリーでお別れ。
楽しい2日間でした。
返事
喜珍さん:正直今回の歌ははるかに私のほうが素晴らしいし、
奈留島のことを歌っていると思いますよ。
花水木さん:その子ずっとレギュラーなのに、
最後に記念の代打というのは、少しおかしな話ですね。

2013/5/20
奈留島百人一首23 奈留島百人一首

23. 月見れば ちぢに物こそ 悲しけれ
わが身ひとつの 秋にはあらねど
大江千里(オオエノチサト)(9世紀後期〜10世紀初め)
「秋の月をながめていると、物悲しさにつつまれます、何も私一人だけを悲しませる秋ではないのですが」
この歌なんとなく、流れも良くて、美しい歌だと、素人の私は思いますが、皆さんはどうでしょう?

23. 月見れば ちぢに物こそ 悲しけれ
わが身ひとつの チームにあらねど
月見れば・ちぢに物こそ・悲しけれ・わが身ひとつの・に・あらねど 29字 同じ
奈留島は漁業生活者が多く、満月の前後は「月夜間」と言って、漁を休みます。
ですから、色々な行事やスポーツ大会もその「月夜間」期間に開催されることが多く、ナイターソフトボール大会の時は、空にはいつも満月がかかっていることになります。
このナイターソフトボールの試合に選手登録された時もありますが、意外と試合の勝敗にはこだわりますので、勝ってる試合では下手な私もドンドン使ってくれますが、試合が競っていると、実力不足と思われている私にはなかなか指名がかかりません。
まだかまだかと待っていて、結局試合に出られずに負けてしまったこともあります。
その時の気持ちを詠んだ歌で、ほとんど本歌と同じですが、
「ベンチで出番を待っていると、レフと上空に満月が顔を出しました、下手な私の出番はなかなかありません、悲しいですがソフトボールはチームプレイです、私自身は自分を殺して、「出してくれたら打つのに」と思いつつ、じっと唇を咬みながらソフトボールのような満月を見続けました」と、気持ちがこもった名歌?になりました。
返事
喜珍さん・花水木さん:古いほうのキミマロズームでの作品です。
もちろんズームですが、近寄ってもあまり逃げるそぶりはありませんでした。
山道に沢山の蛙が並んで空を見上げている写真が欲しかったのですが、
まだ時期が早く、 間に合いませんでした。

2013/5/16
奈留島百人一首22 奈留島百人一首

22. 吹くからに 秋の草木の しをるれば
むべ山風を あらし(嵐)といふらむ
文屋康秀(フンヤノヤスヒデ)(9世紀半ばころ)
「山から風が吹き下ろすと、すぐ秋の草木がしおれてしまうので、それで山風を嵐(荒らし)と言うのかなあ」
作者の康秀は六歌仙の一人ですが、この歌はまあ単なる駄洒落の歌で、これがそれほど良い歌とは思えませんが、当時は親父ギャグのような歌が高く評価されていたようです。
ほんまですかね?


22. 鳴くからに 梅雨の道路の みてみれば
虫に土・土 かえる(蛙)といふらむ
くからに・の・の・れば・む・といふらむ 14字同じ
奈留島の梅雨、蛙の鳴き声がどこからも聞こえてきます。
夜の道路には、何故か蛙の大群が出て、空を見上げてじっと座っています。
何をしてるんでしょうか?
元歌と同じように漢字の駄洒落を考えましたが、奈留島に合ういいのが見つからず、何の意味もない、ひどい元歌よりもっとひどい替え歌になってしまいました。
すみません
返事
花水木さん:携帯電話、いらんもんと思っていましたが、やっぱり便利ですね。
喜珍さん:私は島に来てから船を待つことに慣れて、こらえ性が増え?ましたよ。
かんがづーびいたんJYJさん:KはKatsu…さんです。あさって島に来ます。

2013/5/13
奈留島百人一首21 奈留島百人一首

21. 今来むと いひしばかりに 長月の
有明の月を 待ち出でつるかな
素性(ソセイ)法師(9世紀後期〜10世紀前半)
良岑玄利(ヨシミネノハルトシ)の父は、第12番の歌の作者で突然妻子を棄ててお坊さんになった僧正遍照ですが、玄利がその父を訪ねると、「お前も坊さんになれ」と素性法師とされました。
父に劣らず歌が上手で、「どんな歌でも作れる」と、女性の立場に立って詠んだのがこの歌です。
「今すぐ行くよと言われたので、待ち続けていますが、とうとう夜が明けてしまいました。」
今なら携帯電話で、「まだ〜」と連絡されてしまいそうです。

21. 今混むと いひしばかりに 8月の
お盆の船を 待ち続けるかな
今こむと・いひしばかりに・月の・の・を・待ち・るかな 22字同じ
本土と下五島を結ぶ船便は、九州商船のフェリーかジェットフォイルです。
お正月とお盆には増便されますが、それでも混んでいます。
この写真は福江港ターミナルです。
「来むと」が上手に「混むと」になっただけで、8月を綺麗に「葉月」にしたかったのですが字が足らず、まあ50点ぐらいの出来ですかね。
返事
花水木さん:A型男とB型女は昔から合わないと言われていますが、
私の努力でなんとかもっています。
和さん:猪ではないですが、カラス対策にはなっていると思います。
喜珍さん:さすが!写真の霊場はその通りです。

2013/5/10
奈留島百人一首20 奈留島百人一首

20. わびぬれば 今はた同じ 難波なる
みおつくしても あはむとぞ思ふ
元良(モトヨシ)親王(890〜943)
13番の歌の作者第57代陽成天皇が退位させられた後に産まれた皇子が、この歌の作者元良親王です。
本来なら第58代天皇に成ってもおかしくないはずですが・・・。
宇多上皇の寵愛した褒子(ホウシ)と、身を滅ぼす覚悟で愛し合った時に詠ったのがこの歌。
「悩み苦しんでいるので、もう今となっては身を滅ぼしてもいいからあなたにお逢いしたい」恋に生きる!いいですね!

20. ペンキぬれば 今また作る ゴミ箱の
ゴミあつめても きれいにとぞ思ふ
ぬれば・今・た・ても・とぞ思ふ 13字同じ
あの栄光の奈留島121ヶ所ゴミ箱霊場観光巡りのことを憶えておられるでしょうか?
結願して早3年近く、月日の経つのは早いものです。
奈留島散策の折りに寄ってみると、そのままの姿で残っている霊場もあれば、新しく造りなおされたり、ペンキを塗りなおされたりしている霊場から、もう使われなくなって朽ち果てたような霊場まで、色々です。
それでもどの霊場も管理が良いのか、整理整頓されて清潔のままであるのは嬉しい限りです。

ただしあれほど栄華を誇っていた大本山清掃センターも、老巧化でダイオキシン濃度が基準値を超えたので、昨秋から焼却がストップしています。
121ヶ所ゴミ箱霊場から集められた浄財は、全て福江島まで運んで焼却されるようになってしまいました。
この4月からは、燃える浄財集めの回数も週2回に減り、もうしばらくするともっと細かい分別もしなければならなくなるようです。
世界遺産候補の奈留島121ヶ所ゴミ箱霊場も、歴史の大きな波に洗われるようになってきています。
返事
花水木さん:我が家の羊飼いはB型、おとなしい羊はA型です。
喜珍さん:ごみと落ち葉、区別つきにくい時もありますが、
何はともあれ、落ち葉焚きで手が後ろに廻らなくてほっとしました。

2013/5/7
黄金週間後半 奈留島

黄金週間後半3・4・5・6日の4連休、五島は毎日快晴。
しかし4・5日は当直でしたので、快晴は関係なし。
病院屋上からキミマロズーム一杯一杯に見える、屋根より高い鯉のぼりは、それでも風になびいて元気そうでした。

入院患者も落ち着いていて、外来急患もぼちぼちなので、草刈して枯葉集めて焚き火で焼き芋です。
焚き火は本当にしてはいけない行為なのですか?罪になるのでしょうか?
フークは何故か煙の方へ方へと廻るのが好きな午後でした。

残りの二日は福江島に行ったり、奈留島内をブラブラして過しました。
千畳敷も先の方まで行きかけましたが、昔のように岩場をスイスイと歩くのは無理なようで、これ以上行くとフークも私もけがしそう、カナイストップがかかり、断念。
終わってみればなんと言う事もない4連休、NHKマイル3連複13万馬券もチョット惜しく、獲れないことはなかったと悔しがっただけで、いつもの如く次回に期待・・・。
返事
花水木さん:私の家内は花水木さんほど熟練の羊飼いではないと思っていますが・・・。
喜珍さん:富江のチームぐらいでしたね。

2013/5/2
綱引き 奈留島

黄金週間前半3連休、上五島から帰って夕方、フークの散歩で体育館に寄ると、もう28日の 五島綱引き選手権TN奈留の用意は整っており、壇上には賞品も並んでいました。

来年秋には長崎で国体があります。
正式種目ではなくデモンストレーションですが綱引き大会もあって、その会場はここ奈留島の体育館です。
毎年5月に地道にやっていた綱引き選手権の努力が、この会場誘致に結びついたようです。
成功させよう!

28日(日)、2人でのんびりと綱引きの見学です。
島外からの参加者が少ないのと、観客もほとんど居ないのは寂しいです。
初めて綱引き大会を見てから8年、大人は知っている人が増え、子供は大きくなったと感慨もありました。
そんなことより午後の天皇賞、いつも通りに5頭の3連複ボックスで買えばよかったのに、ゴールドシップを信頼しすぎ残り4頭だけの4点を買うのを止めたため、2万円馬券を獲り損ないました。
へたくそ!

というわけで(どういうわけ?)、29日朝にデリヘリの当直医は病院の頭上をヘリで飛んで帰って行きました。
30・1・2日とは普通に仕事をして、明日からの黄金週間後半4連休は院長と半分ずつ当直です。
今度はケチらず、ちゃんとボックスで買います!!
返事
喜珍さん:ありがとうございます。
花水木さん:今回の上五島行きは、愛犬は留守番で、羊と羊飼いだけで行きました。
かんがづーびいたんJYさん:以前の二つのコメント読みました、すみませんでした三重の海さん。
5月中旬に病院のY・M・Kの老美女団が奈留島に来てくれますよ。
