昭和39年(1964年)の平凡パンチ2号
今朝、ニュースを見てVANジャケットの元社長の石津謙介氏が
亡くなった事を知った。93歳。
高校生の頃、アイビールックが流行り始めた。まだ「ファッション」と云う
言葉が無かった頃に、誰かが高校へ婦人画報社の「メンズクラブ」を持ってきた。
お洒落と言うにはほど遠い高校生。
下校後、本屋で「メンズクラブ」を買っていました(笑)。
静岡市の「えびすや」でVANのボタンダウンのシャツとか腰の後ろ側に
尾錠の付いたコットンパンツなんぞを買い揃え始めたが、いかにせん高校生
の小遣いでは高価なジャケットは買えるはずもなかった(泣)。
大学時代も一時期、銀座のテイジンメンズショップへ通ったりもした。
1978年、VANは倒産してしまった。
スラックス、シャツなどは体型が変わってしまったので着れるはずもないが、
今でも数着社は在ると思う。
40年前のダッフルコート、スパニッシュコート、バックは存在する。
ノベルティもいくつかは茶箱のなかに入っていると思う。
また、今でも毎日着ている上着(ジャケット)もKENTとVANのモノだ。