昨年秋に88歳になったオフクロが少し弱くなってきた。昨年暮れまでは、自分のことは自分で出来ていたのだが、年が明け、寒さが厳しくなってきた頃から寝ていることが多くなってきた。テレビを見ることも新聞を読むことも面倒になっているようだ。
2年前から要支援だったグレードが4月になって介護2になった。
今までは週に2回、介護センターからスタッフの方が来て2時間ほどお手伝いをしてくれているが、4月からはデイサービスにも通うようになった。5月になって転んで左腿を打撲して一時的に歩けなくなってしまった。そして急に弱気になってきたんだが、やはり介護というのは介護される方も介護する方も非常にタイヘンなコトである。姉妹、妻が援助してくれて一週間過ごしたが、これからどうするかが問題だ。
ただ、救われるのは認知症の症状はほとんど出ていないコト、普通の老人ボケがあるくらいである。老人のリハビリをしてくれる施設を調べた。
何カ所か廻って教えてもらったが、勉強不足で今一つ理解できないコトもある。ケアマネージャーの方にも教えてもらった。
一口に老人ホームと言っても様々な種類がある。下に行くほど医療の度合いが強くなっている。
グループホーム
「認知症高齢者対応型住宅」とも呼ばれていて、認知(痴呆)症のある高齢者が、ケアスタッフや他の入居者との共同生活をすることにより、症状の軽減をはかることを目的としたホームです。
有料老人ホーム
民間企業が運営しているホームで、入居費用・入居対象者は各ホームによって様々です。入居時に支払う入居金の価格は二極化してきており、数千万円のホームと500万円前後のホームが多くなっております。入居対象者は「65歳以上で要介護認定を受けている方」「60歳以上で自立生活を送れる方」など、ホームによって異なります。
ケアハウス
比較的低価格で入居できる、自立した高齢者の方を対象としたホームです。自立されている方が対象となるため、介護が必要となると退居する必要があります。
高齢者住宅
主に民間企業が運営しており、高齢者向けに建物の構造がバリアフリー対応している集合住宅です。介護サービスは併設されている訪問介護サービス事業所から提供されます。軽度の介護が必要な方向けのホームです。
特別養護老人ホーム
通称「特養」とも呼ばれているホームです。建設する際に国・自治体の補助金が出ているため、入居費用が安価に設定されております。ただ、入居のための待機者が数多く存在し、入居申請してから数年の待機期間が必要です。
老人保健施設
通称「老健」とも呼ばれているホームです。病院から自宅、病院から老人ホームに移るためにリハビリを行うことを目的としており、通常は入居期間が3ヶ月に制限されています。
療養型病床群
病院での長期療養が必要な方が対象で、病院の一区画に設置されていることが多く、医療サービスと共に介護・生活支援サービスが提供されています。(※2012年度までに全廃となります)