真上りのため、狭くて弱い追い潮帯のなかでショートタックを繰り返すが、風も振れていてシンドイ。途中までタックの度にSWING31を振り切っていたが、やっぱりコースが長くなると抜かれてしまう(泣)。まあ、これも順当か。
後からGPSファイルを見たら19回タックしていた。タックの度にスピードが落ちたりするけど、この際やむを得ないね。
このコースはいつも悩まされる。沖コースを取って、長いログを取るか、岸ベタコースをとってショートタックを繰り返すかのどちらかだ。ボクはいつも岸ベタコースを選ぶのだが、これにはスピードを落とさないでタックできる練習が必要。超久しぶりに乗った元レディースとタックの練習もしないで、ここまで出来たのは良しとしようか(笑)。
マークを確認。19回目のタックをしてスターボードタックでアプローチ。
ここでスピン用意。
スピンバッグをポート側にセット。フォアデッキのコンちゃんの役目。
マークを7番手で回航。
スターボードタックのままコースを落とす。
後続艇がマークを目がけてくる。後続艇の後ろにちょっと冠雪した富士山が見える。メインセールのコントロールロープを緩め、追風のセールにする。
ここで充分時間を取って3人の元レディースと平田さんと5人で頭の中でシミュレーション(笑)。
アフターガイをスピンポールに通す。ポールリフトアップ。アフターガイを引いてウインチに巻き、固定。フォアガイも固定。
スピンハリヤードを上げきったら、スピンシートを引く。
上げきったらジブをダウンする。ダウンする際にジブハリヤードがからんでいないか、前もって整理しておく。
「スピンアップ」
「ジブダウン」
元レディースメンバーでの超久しぶりのスピンアップは上手く行った。
さあ、スピンラン。南の風速4m〜5m/sec。スピンランの練習をするには丁度良い風。スピンシートに堀内が、アフターガイに範ちゃん、ウインチに平田さん。
白地に渦巻き状の模様がかかれたスピンの艇が追いかけてくる(笑)。200mくらは離れているかな。抜かれないようにしよう。みんなでコントロールロープを操って、スピードを落とさないようにスピンを操作。
一時は近づいてきたが、その後は結構離した。
次の問題はスピンのジャイブ。岬を回る時にはジャイブをしなくてはいけない。
コンちゃんと、みんなでまたまたシミュレーション(笑)。
・まず、反対側のジブシートを肩に掛ける。
・スピンシートをたぐり寄せる。
・スピンポールをマストから外す
・外したら、先端をスピンシートにかける。
・スピンポールをアフターガイから外す。
・そのままマストのアイにかける。
「ジャイブ」
30秒後、メインセールも返してジャイブ完了。すごく上手くいったね。
後続艇をまたまた離す。前の艇にも追い付いて行くが、フィニッシュラインまでは残り少ない。岬を回り込んで、コースはアビームに。メインシートを引き込み、スピンポールを出し、フォアガイを引き込む。アビーム体勢。
上り気味のアビーム。スピンではちょっと辛い。でも、フィニッシュまでは300mくらいか。セール交換しないで行ってしまおう。
ゴール。
結果7番でフィニッシュして修整で6位になったけど、楽しかった。
レース後、ちょっとしたパーティー(?)が在って、その席で、ヨット仲間たちから元レディースが歓迎を受けていた。彼女たちも、「ものすごく楽しかった」と。