久しぶりに駿河湾フェリーに乗った。朝一番の駿河湾フェリー午前8時に間に合うように家を出て、混み合うこともなく乗船。積載した車は10台。これでやっていけるだろうか…という心配をしている暇もなく(笑)、1時間5分後に西伊豆の土肥港に到着。目指すは10キロほど南の宇久須。
もう何十回来たんだろう?。ほとんどがヨットに乗って駿河湾を横断して来るんだが、夏に清水港の沖でセールアップすると南風。ポートタック(右舷開き)で丁度良い処に宇久須がある。でも、今日は海路+陸路で宇久須にアプローチ。
何度も来ている「カネジョウ」さんの前に午前10時集合。「西伊豆ほんもの自然体験」を主宰している鈴木達志さんに冬の西天城の山に案内して貰う。本来は伊豆・箱根・富士地区のポータルブログサイト「イーラ・パーク」のオフ会。西伊豆活性化のためのポータルサイト。それに部外者として参加させて貰うことになった。カネジョウさんの前に集まったのは約20人。ボク以外の人達はみなさん知り合い。ボクだけが部外者かな。こんな時にはみなさんに溶け込まなくてはいけないな(笑)。
車数台に分乗して宇久須の裏山から仁科峠へ向かう。道路は除雪されているが山路、山陰には膝下くらいの積雪が想像される。ゴム長履いたり、ズボンの裾をガムテープ巻いたりして準備完了。ボクの荷物の中にガムテープがあったのでみなさんに提供。
さて久しぶりの雪山。…とは云っても吹くことはないだろう…と云う高曇りの天気。故に残念ながら富士山は望めない。午前11時に仁科峠を発。鍋蓋のツマミのような小山を通過して山稜を南下。
牧場のゲート横を通過して、なだらかな山頂を持つ後富山。西風によって積もった雪は山稜の東側を通るため吹き溜まりがある。ところどころで膝までの深さ。前々日、主催者の鈴木さんがラッセルをしてくれてトレースを付けてくれてある。ありがたい。
ブナの木が点在する。目通り1m以下のブナの木。火山地あるいは針葉樹が多いので落葉が無く腐葉土ができない。故に土地が痩せているのではないかな?。それにしても暖かい場所の広葉樹は寒い地帯の木に比べて成長が早い。年輪が詰まっていないのだ。年輪間隔が広い。でも自分から水分を補給できるブナは賢い。
鈴木さんがいろいろな樹木の説明をしてくれる。また野生動物の糞から彼らの説明を至る場所で立ち止まって説明。非常に分かりやすくて良かった。
約1時間40分後、猫越(ねっこ)峠火口湖に到着。ベンチの上に防寒シートを敷いてお弁当。みんなで食べるお弁当は美味しいけど寒い(笑)。鈴木さんはストーブを出してみんなに珈琲を煎れてくれる。嬉しい、美味しい、2杯貰ってしまった(笑)。
ああ、今来た小径を戻ろう。戻ってこのメンバーの中の人、「堂ヶ島・清流」さんの専務のご好意に甘えて、駿河湾を望む露天風呂に入れて貰おう!。その後は、カネジョウさんで大宴会だ!(笑)。
続く…
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