「清徳丸」のお二人が早く見つかることを願っています。
テレビ、新聞、メディアが大騒ぎしている。そしてイージス艦が一方的に悪者にされている。イージス艦が避航船で、漁船が針路保持船という。法律上はそれが正しいのだろうが、本当にそうなんだろうか?。実際に海に出ている人達はどう感じでいるのだろうか?。
事故が起きたのは千葉県野島崎沖40Kmという。まだ広い太平洋上だ。イージス艦が10ノット(時速18キロ)で航行しても浦賀水道へ入るには2時間以上ある。自動操舵装置を使っていても問題は全くない位置だと思う。
新聞から戴きました
一般論として云う。大型船ほど小回りが効かない。実際の処、大型船が小型船を避けると云うことは非現実的だと思う。
こちら(ヨット)が針路保持船といえども、大型船と出くわしたら、こちらが避けている。ほとんどのヨットがそうしていると思う。しかし、しかしである。多くの漁船は、相手が自由が効かないことを知っていていて突っ込んで行く。何度も何度も目にしているし、体験している。
また、多くの漁船は、こちらが(ヨット)針路保持船と云えども、ガンガン突っ込んでくる。ヨットの針路の前を横切っていくのだ。
これが千葉県野島崎沖ではなく東京湾内だったら、また別な話なんだけど、石原東京知事が本音をしゃべったら危ないかも(笑)。
漁船だって、このまま行ったら衝突すると思ったら絶対に避けるはずだと思う。その避けなかった理由はなんなのか知りたい。海上衝突予防法では「針路保持船にも回避義務がある」という。だって、ぶっつかってしまったら終わりだもんね。
大型船が進路変更の回避を行うには5分かかるとしよう。同じ回避行動を「清徳丸」くらいの漁船だったら30秒以内、あるいは10秒以内に出来るのではないかな。
新聞から戴きました
「清徳丸」が本当に横切れると思ったのか?。もし横切れると思ったんだったら漁船失格だと思う。僚船の「幸福丸」は直前を横切り、「金平丸」は針路を大幅に変えている。本当に横切れると思ったんだろうか?。また、一瞬眠ってしまっていなかったのか。
海難事故で常に問題になっているライフジャケット、「清徳丸」の二人は身につけていなかったのか?。
「清徳丸」のお二人が早く見つかることを願っています。