怒濤のような尻焼温泉が静かに始まった。体育会尻焼温泉初心者3人を含む静岡組は非常に心配である。
「いつものようになってしまうのではないか…?」とか「ペース配分は短距離でなくマラソン並みに…」と教えてあるのだが、短距離もマラソンも判らないオヂサン達は楽しくてしょうがない(笑)。
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午前6時。東名清水インター手前のコンビニに4人、車二台集合。オヂサンらしく5時45分には集合していた。コンビニでドリンク類を求め、一路北上。国道52号線をひた走る。三連休の初日にしては行き交う車が少ない。かなり順調である。
静岡県の県境を越え、山梨県に入り南部町、身延町、鰍沢町…でびっくりである。さすが元金丸政権の地元。中部横断道がかなり南へ延びている。増穂町手前の鰍沢町から一気に高速へ乗る。増穂町の上を通過、南アルプスインター、白根インターも通過して双葉ジャンクションで中央高速に接続。韮崎インター通過で次の須玉インターで141号線へ降りる。
いつも寄るコンビニで小休止。いつもより30分くらい早い。
清里、野辺山、海ノ口、松原湖入口も順調に通過。佐久市に入り小諸通過。平原交差点を右折。国道18号を軽井沢へ。軽井沢から浅間山を越え長野原草津口へ。雪は全くない。
除雪された路面は乾いている。一気に草津の山へ入り尻焼温泉へ。最後の200mの北側道路だけ雪があった。
荷物を背負子に載せ川湯へ。すでに福島から来た仲間が浮きテーブルをセットしてくれてある。炭火を熾す作業が残っているが、尻焼温泉初参加の3人には川湯に入って居てもらう。「飛ばしすぎないように!」
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天国号(浮きテーブル)の上で宴会をしていると、対岸を降りてくる数人が居る。その中に天国号にそっくりな浮きテーブルを抱えている人を見つけた。
「う〜む、設計をぱくられたかも…」「それにしてもそっくりだ」
チームリーダーと思われる彼が挨拶に来た。見覚えのある顔。
「あのぉ〜、静岡の…」
「そうです、あっ、山梨の…」
「そうです。以前プレゼントして貰った浮きテーブルをもってきました(笑)」
帰宅してから写真を調べたら、2004年だった(笑)。
時々身体を冷やして…
東京、横浜組も到着し楽しい宴会が続く。小雪降る中、身体が程良く冷えて気持ち良い。
静岡組のツーさんが持ってきてくれた「茹じらす」「茹さくらえび」「タチの干物」が美味しくて大好評。オーバーペースのため本人は崩れてしまった翌日の朝食でもその食材は大好評。来年も持ってくるように川湯の中で約束したらしい(笑)。
今後近いうちに反省会を行い、来年のリベンジを企てているようである。
さて、このフローティングベッドがあなどれない。胸まで沈むが足先が外に出ている。足湯、足を暖めていると次第に全身が温かくなってくる。この逆で足先を冷たい外気に触れているとのぼせないのだ。水温にも寄るが川湯の中に居続けるコトができる。
体験付きオークションで1万円から始めたが売れなかった(笑)。