下架は3番目である。
8時にレッカー車が来たが、準備を終え、先の2隻が降ろし終わった後にサムシングの順番が来た。
ベルトを所定の位置に廻し、ベルトをレッカーのフックにかけ2トンの加重を与えて
船体を支える。支えた後、船台左右の腕木を倒し船体全体をベルトに委ねる。
50センチくらい上げて、バラスト下面の船底塗装されれない部分に塗料を刷毛塗り。
レッカー車はサムシングを、ゆっくりと持ち上げてすぐ横の海面へ降ろした。
サムシングに乗り移り、ベルトのフックを外し、抜き、一時的に岸壁に舫う。
4隻の下架が終わり、上架場の掃除を終え、エンジンオン。
「ピー音」(泣)。
でも、エンジン内の冷却水が全部外に出てしまっているので、そのためだ。
一時的に冷却水の「ピー音」はしたが、その後はしない。
岸壁からモヤイを外し、機走で対岸のポンツーンへ戻る。
気になっていたカ所のチェック。
トイレの排水は100%である。
でも、吸水が行われなくなってしまった(泣)。
スルハルの部分は問題がない。
トイレの電動部分の前までは海水が届いている。
インペラも回る。
「う〜む」
臭いモノには蓋をしよう(笑)。
バケツで水をトイレに入れて排水すれば問題ない(泣)。
今日はセーリング。
でも、その前に、居合わせた隣の「オーライト」のO島さんに太陽電池モジュールの
チェックの方法を教えてもらった。電気のプロである。
http://white.ap.teacup.com/something/554.html
ありがとうございます。O島さん。
平成14年1月に設置したが、問題なく現在も発電していることを確認した。
昼頃になって<オーライト>を追ってドッグアウト。
今日も運転手はキミだ。
順風強。良い南風が吹いている。
セールカバーを外す。
アウトホール、バング、カニンガム、メインシートを緩めて準備。
風上に艇を向けて、セイルアップ。
サムシングのマスト横、メインハリヤードの下側には、一時的にメインハリヤードを
留めて置くクラムクリートが付いている。
このため、マスト基部でグルーブにメインのボルトロープを送り込みながら
メインハリヤードを引いていても、ロックすることが出来る。
その後、コックピットに戻ってウインチを使ってメインハリヤードを引けば、
クラムクリートからメインハリヤードが外れ、そのテンションはウインチに委ねられる。
マストトップのブラックバンドまでメインセールが上がったことを確認後に
アウトホール、バング、カニンガムを程良く引く。
とは云っても、このセイルも疲れたなぁ。
このクルージング用のメインセールも交換する時期になってきたのかな(泣)。
思ったようなカーブを描けない。
3時間ほどセーリングをしてポンツーンに戻り、デッキを洗ったスプレー、塩
を真水で流していると向かえ側のポンツーンから
「おぉ〜い」
…とA先輩が呼んでいる。