燃料タンクの掃除
http://white.ap.teacup.com/something/904.html
いつかはやらなくてはならない…と思って、数年(笑)。
燃料タンクの清掃。
バルクヘッドにボルト+ナットで燃料タンクは取付られている。
1.このままの状態で、汚れている(と思われる)軽油を全部吸い上げる。
吸い上げる前に、棒状のモノで内部を撹拌する。
それからポンプで吸い上げる。
タンク内の壁、底に付いた汚れたモノは撹拌することによって、
少しは取れるはずだ。
2.バルクヘッドからボルトナットを外し、燃料タンクを外部へ持ち出して清掃。
フューエルメーターのセンサーが付いている蓋も外し、高圧洗浄機を使って
完璧にスラッジをはがし、流し出す。
どちらにしようか悩んだけど、業者に(2)をお願いした。
この際、完璧にやるだけやってみよう。
きれいに清掃した燃料タンク。
胃カメラの類のカメラを持ってこないと内部の観察はできないけど、
太陽光に合わせてタンク内を観ると、タンクの底がピカピカ光っている(笑)。
まっさらにキレイだ。19年間の燃料の垢が全部取れた。
これで一安心。
燃料タンクを取付を行った。スペアのアンカーを置いてあるが、それを台座にして
バルクヘッドのボルト穴を合わせ、エンジンルーム側とストレージ側でボルトを締める。
外してあった燃料吸入口用ホース(インとアウト)、燃料戻りホース、エア抜きホースの
4本を取り付けて、各々のホースバンドを締め込む。
空っぽになった燃料タンクに、新しい軽油を20リットル入れる。
■エア抜き。
燃料コックを開く。
燃料フィルターの空気抜きボルトを緩める。
燃料供給ポンプの横にあるプライミングレバーを上下に動かし、
そのボルトから燃料が流れ出てくるのを確認してボルトを締める。
燃料高圧管の袋ナットを緩めて、ここも燃料が染み出てくることを確認してから
袋ナットを締め込む。
電源オン。
キーを差し込み。オン。
イグニッションスイッチ、オン。
グングン、トントントントン…。
いっぱぁ〜つ(笑)。
ちなみに、燃料タンクの中に入っていた残り15リットルほどの軽油は自動車修理工場
の廃油タンクへ入れさせて頂いた。それはかなりきれいな軽油だった。
最後の2〜3リットルくらいの軽油は、長い間の計器の錆とか固まったモノ、
藻のような状態になったモノなどが含まれていた。
固まってしまったスラッジとは別に。