自分がどんな処に住んでいるのか?…が、まずは防災対策のデフォルトなのかな?。
静岡県静岡市は海と山に囲まれている。
静岡市の東側に由比と居場所があって、国道一号線、バイパス、東名高速道路が
隣接して走っている。東海道新幹線は山の中、トンネルの中を通過している。
全国の高速道路の中で海に一番近いパーキングエリアはココだと思う。
http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E138.32.57.3N35.4.49.1&ZM=7
ココが災害を受けると東西の動脈は寸断される。
大型車が通行できる抜け道、迂回路はないのだ。
望まれるのは、新東名(第二東名)の早期の開通だが、来年開通予定になっている。
我が家は静岡市の海岸、大浜海岸から約6Km北、標高約30mという場所にある。
旧静岡市街地だ。津波水域には入っていない。
ずっと昔、我が家の地盤をボーリング検査をしたことがある。
専門家ではないので、細かい説明はできないけど、地耐力は地上から85センチ以下
でN値50と言われた。地下10mまでボーリング検査をしたが
堅くて大変だった…と聞いた。
ここは安倍川の扇状地に在るけど、江戸時代からの民家町。
岩盤ではないけど、それに次ぐ場所で液状化現象が起きない青色の場所のようだ。
普段、自宅で使う飲料水は100%、井戸水を使っている。
安倍川の伏流水、南アルプスの水だ。
風呂、キッチンで使う湯は井戸水ではボイラーが壊れるので、水道水。
これだって元は安倍川の水を汲み上げたモノ。
猫の額ほどの庭の一部に畳1枚半、深さ3mほどの地下室を造り、そこをポンプ室と
している。普段は井戸水の蛇口をひねると電気のスイッチが入りポンプが動いて
井戸水が蛇口からでる。
電気が止まった時のために、この地下室に昔ながらの、いわゆる川本式手押しポンプを
設置している。
錆だらけになってしまったので、数年前に交換した。
ポンプの中をのぞいてみた。当然、水が切れている。
水を入れた20リットルのポリタンクをおいてある。
長期間では水が腐ってしまうかもしれないけど、「呼び水」だ。
ポンプ内部に「呼び水」を2or3リットル入れて、ポンピング。
最初は錆だらけの水がでてきたが、20回ほどのポンピングできれいな水がでてきた。
果たして、災害時にこのポンプ室に降りるコトが出来るのだろうか?。
また、地震時に水脈が変化してしまって、でなくなることもあるだろうか?。
水質は、10年に一度ほど検査センターに調べてもらっているが、全く問題ない。
家が破壊されて、火災で燃えないでいるという条件付きだけど(泣)。