ありがとう>エルザ
エンジンがトラブった<ボリアス4>は、<エルザ>に引っ張って貰って
ハーバーまで戻ってきました。
まあ、セーリングで戻っても良かったけど、面倒だって(笑)。
近くまで来て、牽引ロープを放し、行き足と、ちょっとだけエンジンをかけて、
桟橋へドッグイン。
入り船で着けたので、モヤイロープを廻して、船体を出船に入れ替える。
朝、ドッグアウトして100mほど行った所でピー音。
冷却水が出なくなってしまった。
http://white.ap.teacup.com/something/1158.html
セールを潮出しする人、デッキ掃除する人、エンジンを修理する人に別れて作業。
この「マム36」の良いところはエンジンカバーを外すとフルオープンになることだ。
前後左右上下からエンジンをチェックすることが出来る。
ヤンマー2GM。
まずストレーナーのチェック。水は少しは出てくる。少ないか?。
う〜む。
ストレーナーより上(先)かな?。
そうするとウォーターポンプしかない。インペラーか?。
Aくんが頑張ってウォータポンプを分解してインペラーを観るが
問題ないようだ。
インペラーの交換をしたことがないようなので、ここでインペラーを交換。
ウォーターポンプ内部に薄くグリスを塗り、新しいインペラーを差し込む。
船底掃除をするためのスキューバーのタンクを持っているので(レース中は降ろすけど)
ストレーナーにファーストステージのマウスピースを当ててエアをオン。
外で見ると、船底からエアがボコボコと出てきている。
問題ない。
じゃあ、人間のクチで吹いてみても、船底からエアが出てくる。
しかし、吸うと海水が上がって来ない。
「???」
Yくんは潜ってドライブユニットの掃除をしている。
何もつかえるモノはないと言う。
業者に任せよう…と云ったが、
最後に、海水コックのホースを外してみる。
海水が一気に噴き出てきた(笑)。
すぐにホースを差し込み、元に戻す。
「海水がかなりの勢いで出るじゃないか!」
海水コックからストレーナーの間の30センチくらいの間に、
何か弁のようなモノが挟まっている…と想像した。
もしかして、「※〒¢&@☆←◆」か!と一瞬脳裏を横切った。
Eさんが真鍮継ぎ手の接続部分を自在スパナを2つ使って外す!。
「田中さん、なにか柔らかいモノが詰まってますよ」
「おお!(驚)」
ボクが指でつかんで引っ張り出した。
「おお(驚)!」
実は「※〒¢&@☆←◆」の時に仙台のフェニックスさんのブログを思い出したのです。
http://blog.goo.ne.jp/oni2134/e/d8a764406e80455ccf2a382492ef4f9f
このトラブルはウォーターポンプの上(先)に小魚が詰まっていたという記事です。
これもビックリです。
小魚を取り除いて、ホース類を接続しなおす。
エンジン・オン。
最初は乾燥したエンジン音でしたが、真っ黒い排気ガスと一緒に冷却水が出てきました。
この原因にたどり着くまで約2時間以上かかった。
バンザイ(笑)、ばんざぁ〜い。
午前9時前からエンジンをオンして、1時間ほどアイドリングを行っていた。
その時は全く問題はなかった。いつものように冷却水は出ていた。
10時、ドッグアウトした時、スロットルを上げた時にセイルドライブの
ドライブユニット近所にいた小魚を冷却水取り入れ口から吸い込んでしまったと思われる。
こんなコトがあるんですね!。
初体験です。
ビックリしています。