ヤンマー1GM10C
またまた、困ったコトが起きた。
オーバーホールから4年目。
http://white.ap.teacup.com/something/758.html
2000回転くらいで機走していて、回転を落とすとピー音(泣)。
水温警告音が出てるようになってしまった。
この時、冷却水は出ているが、冷却水を触るとかなり熱い。
シリンダーヘッドを触ってみると、そこも熱い(泣)。
しゃがみ込んでウォーターポンプをのぞき込むと、下部の水抜き穴から
ポトポトと海水が垂れている。
ウォーターポンプの裏側のパッキン、ウォーターシールの寿命か。
でも、これでピー音が鳴るはずがない。
http://white.ap.teacup.com/something/1238.html
原因は他にあるだろうけど、まずウォーターポンプの交換をしよう。
給水コックを閉めようと思ってプライヤーでコックを回しても動かないのだ(泣)。
ビクともしない。
シリコンスプレーを掛けながら、少しずつ行ったり来たりしながら、コックを廻す。
それに狭いところなので、なおかつ左手でプライヤーを使っているので、非効率的。
それでも、なんとか1時間かかって、コックを閉めることが出来た。
左手がものすごく疲れた。
ウォーターポンプへ入っているゴムホース、サーモスタットへ向かっている
ゴムホースを抜き、準備万端。
さて、やっとウォーターポンプのボルトに10番ボックスレンチを差し込み
緩めようとしたら、滑ってしまうのだ。これまた(泣)。
かなり使ったレンチなので角が丸くなってしまっている。
近所のホームセンターへ行って、10番のレンチを2本買って来た。
これまた1時間(笑)。
新しい10番レンチで廻したら、あっさりと廻った。
やっぱり道具は新しいモノでないとダメだ(笑)。
ウォーターポンプの蓋を外して中を見てみると、スケールがしっかり着いている。
インペラ自体はまだ良いが、これでは動作不安定。
オイルシールも交換した再生ウォーターポンプに交換。
当然、インペラも新品。
新品のボックスレンチで適度に締め込む。
ついでに、サーモスタットのチェック。
…と云っても、サーモスタットは外してある。
この辺りの海ではサーモスタットが無くても、過冷却にはならない。
内部もかなりスケールが付着している。
またオーバーホールというのも、カネが掛かる(泣)。
ヤンマーお客様相談室に問うてみた。
ヤンマー純正スケール除去剤(K−1)を使って、洗浄してみようかな。
上手く行くのだろうか?