海から帰ってきて、お雑煮を食べた後は、初詣に。
我が家の初詣は、自分のお寺、菩提寺と昔から決まっている。
静岡浅間神社のすぐ近所のお寺なんだけど、まずは菩提寺へ行く。
子供の頃、みんなが浅間神社へ行くけど、オヤジは自分のお寺に行くモンだ
…と決めていた(笑)。
誰を奉ってある神社か分からない処よりも、まず先祖に挨拶だ。
浅間神社へ行くと出店がいっぱいあって、お菓子を買ってもらえるけど、
菩提寺には出店は出ていない(泣)。
千葉の成田山だって新勝寺というお寺だぞ。京都の清水寺だってお寺だぞ
…とオヤジに言いくるめられた(泣)。
他人のお寺へ賽銭を出すのだったら、自分のお寺に出しなさい。
…と云うことになっています(笑)
江戸時代、随所に関所が設けられていて、一般庶民にとって藩を越すような旅行は
許可されなかった。
通行手形に目的が「伊勢参り」「日光東照宮参り」「善光寺参り」などと書かれていると
関所は無条件に通過することができた。
生活に余裕がでてくると「できるだけ遠く」に行きたくなった。
江戸の人間は「伊勢参り」「京都清水寺」、
京都の人間は「成田山新勝寺」「日光東照宮」
東海道五十三次の宿場もそれによって整備されていった。
たんなる物見遊山(笑)。
行ってきたよ…という証拠のお守り各種(京都、清水寺)
いろいろなお守りがあって、神社、お寺の大きな収入源でもある。
これはビジネスモデルにもなる。
既に来年の「新しいお札、お守り」は企画会議で考えられているかもしれない(笑)。
初詣は明治中期に日本帝国政府が創った年中行事である。
日本人・日本民族に浸透している宗教観念の希薄さのなかの神道的意識
http://pub.ne.jp/bbgmgt/?entry_id=2093047
…と云う意見や
現在の初詣の起源は鉄道会社の陰謀だ…という意見(笑)
これらの収入がないと、神社、寺院も倒産しちゃうかも。
「初詣は***神社へ」
…なんているテレビCMを見ながら「なんだかなぁ」…
と思いなら書いている(笑)