まな板
2010年9月30日、何十年か営んでいた呑み屋さんを畳んだ
居酒屋「つう」
いわゆる玄南通りに在った。
http://white.ap.teacup.com/something/954.html
ここのカウンターの真ん中に、長い間使われてきた小さな「まな板」
カッティングボードが置いてあった。
カエデの木で作られたカッティングボードで、綺麗な木目を持っていた。
あの秋になると紅葉するモミジ、楓の木だ。
ずっと前から、不要になったら頂戴ね…と言い続けていたので、
店が閉店になる日、2010年9月30日に戴いてきた。
かなり使い込まれていて、それなりに日焼けして刃物の跡も残っているけど
気持ちの良いカエデらしい木目。
電動サンダーで一皮むいてあげれば、新品としてよみがえるだろう。
我が家のテーブルの上で、あるいはキャンプで復活している。
元々、カッティングボード(まな板)は、イチョウの木が最高と言われている。
柔らかくて刃物が痛まない。そのかわり、頻繁に削ってあげないと柔らかいために痛む。
カエデの木は堅くて、刃物が痛む。
カエデの木。
横から見ると虎の縞のような木目が浮き上がって見える。
斑(ふ)という。