半世紀前、50年前、電車を御茶の水で降りて大学へ通っていた。
昼食時になると学食へ行って「何か」を食べていた。
肉モノはほとんど無かった気がする。
肉に飢えていた。肉が食べたくなると坂道を下って富士見坂に向かった。
「キッチン カロリー」なのか「キッチン ジロー」なのか、
あるいは他の店なのか。
【ジャンジャン焼き定食】と言うのがあった。
豚肉の生姜焼き。
普通盛りが120円。大盛りが150円だった気がする。
もしかしたら、普通盛りが150円で大盛りが180円だったかもしれない。
どちらにしても仕送りが15,000円で中野駅前の4畳半のアパートが4500円の時代だ。
そのジャンジャン焼きの店を探してみたくなったけど、わからなかった。
「ジャンジャン焼き」で検索すると、早稲田の店が出てくる。
でも、富士見坂にも在った。
当時、どれほど美味しかったか。
飽食の時代、今ではそれほど美味しいとは思わない(笑)