毎朝のウォーキングコースの途中に、“PARIWAR”というインド料理屋があり、その店先に咲いている良い匂いのする白い花が夏ごろから咲いていて何だろうと思っていた。
先日、インド人の店の主人とたまたま出遭ったので花の名前を聞いたところ「ジャスミン」だということがわかった。
もう少し調べてみると、ジャスミンには、300ぐらいの種類があるようで“PARIWAR”の店先に咲いているのは、マツリカ(茉莉花、アラビアジャスミン)という種類のようである。
Jasmineは、モクセイ科ソケイ属の総称で、名前はペルシャ語の「Yasmin(神からの贈り物)」に由来しているという。
原産地は、アジアやアフリカの亜熱帯地方や熱帯地方である。開花期は、主に10〜4月(品種によって異なり、春から秋にかけて咲く品種もあり)。花の色は、白、黄色、ピンクがある。
ジャスミンは鑑賞用以外だと、主に香水やお茶に用いられる。ジャスミンの精油(アロマオイル)は甘美な香りがし、リラックス効果があるといわれており、マッサージや寝室の香りづけなどに用いられる。
和名のマツリカは、漢名の茉莉花を日本語読みしたものである。中国では、早朝に摘んだ生花の香りを緑茶に移したり、乾燥した蕾をウーロン茶に混ぜたりして、ジャスミンティーが作られている。
仏陀の歯にたとえられる純白の花はやや肉厚で、クチナシに似た強い香りを放ち、仏教では仏の住む国に香るとされる。夏の夕方から早朝に花開き、時間がたつと紫がかったピンク色に変色する一日花である。
常緑性(寒さで落葉することもある)で耐暑性が強く、開花期が長い。半つる性である。

“PARIWAR”

ジャスミンの白い花が一面に咲き、落花している。

こんな花です。

茉莉花茶は好きでよく飲む。

“PARIWAR”の看板

特徴的な移動販売車