維摩池の南東入口の花壇にキダチチョウセンアサガオが咲いている。この場所では、7月ごろにも咲いていたが、どうも11月頃がメインのようで今が盛りという感じである。
キダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔)は、大きなトランペット(ラッパ)状の花を下向きに咲かせるナス目ナス科キダチチョウセンアサガオ属の半耐寒性常緑低高木である。
エンジェルス・トランペット・ツリー(Angel's trumpet tree)とも呼ばれる。
チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)には2種類あり、下向きに咲くのは、木立朝鮮朝顔(ブルグマンシア)と呼んでいる。
もう一方は、草本のダツラ(datura)で、 花の感じは似ているが、別属の花で、花は上向きに咲かせる。どちらも全草有毒なので注意が必要である。
一般名:キダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔)
学名:Brugmansia(ブルグマンシア)
別名:エンジェルス・トランペット・ツリー(Angel's trumpet tree)、ブルグマンシア(Brugmansia)
分類名:植物界被子植物真正双子葉植物類ナス目ナス科キダチチョウセンアサガオ(ブルグマンシア属)
原産地:ブラジル、エクアドルなど南米
生活型:半耐寒性常緑低高木
樹高:100〜300cm
単葉・卵形/長楕円形
葉の付き方:互生
葉縁:全縁/円鋸歯状/歯状
単頂花序 合弁花 開花期:6〜11月
花径:25〜30cm
花形:長い筒状/ラッパ型
花冠形:漏斗状
花姿:下向き
花色:白・薄黄・濃黄・桃・赤・サーモン・橙・紫
花冠:5裂
成実期:9〜11月

莢は、ダツラ(丸いイガイガ状の莢)とは違い細長いキュウリ状である。