朝のウォキング中に見つけた花
今池下のインドカレー屋さんのジャスミンの壁面の横がうっすらと紫色がかっているので近づいてよく見てみたらびっしりと小さな紫色の花が咲いていた。調べてみると【ジャノメエリカ】という花であった。
【ジャノメエリカについて】
学名:Erica
植物分類:ツツジ科・エリカ属
原産地:東・南アフリカ・ヨーロッパ
高さ:30〜400センチ
開花期:11〜6月(品種により様々)
花色:赤・ピンク・紫・オレンジ・黄・白など
常緑性の低木。この属では比較的大きくなるもので、2mほどの低木になる。木質は柔らかで折れやすい。非常に多く枝を分け、葉を3枚ずつ輪生につける。葉は線形で毛がなく、長さは2-6mmで冬には褐色を帯びる。小枝の先端に3個ずつ花を着ける。花冠は釣り鐘型で長さ4mm、花冠の色は桃色で、花糸は長く、葯は黒紫色をしている。
和名の意味は、花の真ん中に黒い葯がよく目立つことによる。 別名をクロシベエリカ、あるいはアフリカエリカともいう。
エリカの仲間は、耐暑性、耐寒性が弱く庭植えには向いていないが、このジャノメエリカだけは、耐寒性、耐暑性があり暖地でも庭植えができる。
早くからつぼみができ、寒い1月ごろから咲き始め4月ごろまで長い間花を楽しめる。
日本には大正末年に持ち込まれた。
私が中学生になった頃、西田 佐知子の「エリカの花の散るとき」という歌が流行った。そういえば西田 佐知子のファンだったなあ。「アカシアの雨がやむとき」「東京ブルース」「コーヒールンバ」「女の意地」なども西田佐知子だった。
「エリカの花の散るとき」水木かおる 作詞 ; 藤原秀行 作曲
青い海を見つめて 伊豆の山かげに エリカの花は 咲くという
別れたひとの ふるさとをたずねて ひとり 旅をゆく
エリカ エリカの花の咲く村に 行けばもいちど 逢えるかと…
山をいくつ越えても うすい紅色の エリカの花は まだ見えぬ
悲しい恋に 泣きながら 夕日を今日も 見送った
エリカ エリカの花はどこに咲く 径ははるばる つづくのに…
空の雲に聞きたい 海のかもめにも エリカの花の 咲くところ
逢えなくなって なおさらに 烈しく燃える 恋ごころ
エリカ エリカの花が散るときは 恋にわたしが 死ぬときよ…
都はるみが50周年記念に出した曲に「エリカの花の咲く頃に」(2013年)というのもある。