長池をぶらりと散策してみた。この池には多くの渡り鳥が毎年飛来する。今年は今現在、ヒドリガモ、オオバン、カルガモが確認できる。
ヒドリガモのエクリプス(繁殖期を終えたあとのカモ類の雄で一時的に見られる、雌に似た地味な羽色。またその羽色の状態。)か?
手前はメスか? 向こうはオス。
真ん中の黒い鳥はオオバン
ヒドリガモ(緋鳥鴨)は、学名を Anas penelope Linnaeus といい、カモ目カモ科マガモ属に分類される。オナガガモ、マガモ、コガモなどと並んで、日本で最も普通に見られるカモ類である。日本では冬鳥として全国に渡来する。
全長はオスが約50cmほど、メスが約40cmほど。
オスの成鳥は額から頭頂がクリーム色で、顔から頸が茶褐色、胸は薄い茶色である。体の上面は灰色で黒い細かい斑が密にある。
メスは全体に褐色、他のカモ類と比較して赤褐色みが強く、腹は白い。
オスのオスのエクリプスはメスと似ているが、雨覆羽が白く全体に赤みが強い。
くちばしはやや短めで、雌雄とも青灰色で先端が黒い。体の下面は白い。